米国失業保険件数によっては一気に円安か
2023.10.26
25日のニューヨーク外国為替市場では、低調な米国債入札などを受けた金利の上昇がドル買いを支援し、円相場は1ドル=150円台前半に下落。一時150円32銭と昨年10月21日以来、1年ぶりの安値を付けた。午後5時現在は150円27銭と、前日同時刻比32銭の円安・ドル高。
本日は米国失業保険件数に注目。円安基調に変わりはなく一気の円安もあるかも
テクニカル面では10月20日夕高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとし、24日午後時点では149.80円超えから強気サイクル入りとしていたが、24日夕刻に149.30円台へ急落してから149.90円台へ反騰したため、25日朝時点では24日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして25日午後から27日夕にかけての間への上昇と150.0円台前半試しを想定した。
前々回ボトム 10月10日(148.163)
前回ボトム 10月17日(148.804)
経過日数 2.75日
前々回トップ 10月10日(149.400)
前回トップ 10月13日(149.825)
経過日数 5.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.25-30円(2022年10/20高値圏など)
第6レジスタンス:150.20-25円(2σ上限ライン&ピボットHBOP)
第5レジスタンス:150.15-20円(10/3高値圏など)
第4レジスタンス:150.10-15円(ピボットS2など)
第3レジスタンス:149.95-150.00円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:149.90-95円(10/18高値圏&ピボットS1)
第1レジスタンス:149.85-90円(前日3時台高値圏など)
NY引け値:149.92円(0.08円)
第1サポート:149.75-80円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:149.65-70円(前日安値圏など)
第3サポート:149.60-65円(ピボットB1など)
第4サポート:149.50-55円(レート節目&ピボットB2)
第5サポート:149.45-50円(10/18安値圏など)
第6サポート:149.35-40円(10/16安値圏&200時間移動平均線)
第7サポート:149.30-35円(20日基準線など)
経済指標
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07:00 ブロック豪中銀総裁、ケント豪中銀総裁補、豪上院で議会証言
08:50 日9月企業向けサービス価格指数
09:30 豪7-9月期輸出入物価指数
14:00 シンガポール9月鉱工業生産
15:00 日9月工作機械受注[確報]
17:30 香港9月貿易収支
18:30 南ア9月生産者物価指数
19:00 英10月CBI流通取引調査
20:00 トルコ中銀、政策金利発表
21:15 ECB[欧州中銀]政策金利発表
21:45 ラガルドECB総裁、記者会見
21:30 米7-9月期GDP統計[速報]
21:30 米9月耐久財受注[速報]
21:30 米9月卸売在庫[速報]
21:30 米9月小売在庫
21:30 米9月前渡商品貿易収支
21:30 米新規失業保険申請件数
22:00 ウォラーFRB理事、FRBの会議で開会の挨拶
23:00 米9月中古住宅販売成約指数
24:00 米カンザスシティ連銀10月製造業活動指数
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26:00 米財務省7年債入札