FRB議長の発言に注意
2023.10.19
18日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが強まり、円相場は1ドル=149円台後半に下落した。円相場は一時149円94銭と150円の節目に迫り、3日以来約2週間ぶりの安値に下落する場面もあった。午後5時現在は149円87銭と、前日同時刻比12銭の円安・ドル高。
本日はFRB議長の発言に注意。じわじわと円安基調が続いている。一気の円安に注意。
テクニカル面では10月13日午前高値をサイクルトップとして13日夜から17日午前にかけての間への下落を想定していたが、16日深夜の反発で13日午前高値に迫り前回ボトムから4日半を経過したので、17日朝時点では16日午後安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして18日午前から20日午前にかけての間への上昇を想定し、10月3日夜高値(150.151)超えからは150円台中盤試しとした。
前々回ボトム 10月05日(148.248)
前回ボトム 10月10日(148.163)
経過日数 3.25日
前々回トップ 10月03日(150.151)
前回トップ 10月06日(149.527)
経過日数 4.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.25-30円(2022年10/20高値圏など)
第6レジスタンス:150.20-25円(2σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:150.15-20円(10/3高値圏など)
第4レジスタンス:150.05-10円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:149.85-90円(10/2高値圏など)
第1レジスタンス:149.80-85円(前日高値圏など)
NY引け値:149.60円(+0.26円)
第1サポート:149.65-70円(前日1時台安値圏など)
第2サポート:149.55-60円(1σ上限ラインなど)
第3サポート:149.50-55円(レート節目など)
第4サポート:149.45-50円(60分足20本基準線など)
第5サポート:149.20-25円(ピボットB1など)
第6サポート:149.05-10円(200時間移動平均線など)
第7サポート:149.00-05円(前日21時台安値圏&心理的節目)
経済指標
17:00 ユーロ圏8月経常収支
17:30 香港9月失業率
17:30 伊8月経常収支
21:30 加9月鉱工業製品価格
21:30 加9月原料価格指数
21:30 米10月フィラデルフィア連銀景況指数
21:30 米新規失業保険申請件数
22:00 ジェファーソンFRB理事、FRBの会議で歓迎の挨拶
23:00 米9月中古住宅販売件数
23:00 米9月景気先行指数
25:00 パウエルFRB議長、エコノミッククラブで講演[NY]
26:20 グールズビー・シカゴ連銀総裁、Q&Aに参加
26:00 米財務省インフレ指数連動5年債入札
26:30 バーFRB副議長、講演
29:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁、講演