引き続き円安か。日米金利差は不変。
2023.10.10
6日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、時間外取引で米長期金利が持ち直したことで買い戻しが続いた。終盤は買い一服となり、1ドル=148円台後半でもみ合っている。午後5時現在は、148円88銭と前日比17銭のドル安・円高。
本日も特に重要な経済指標はない。基本円安基調は変わらないと見るが資金管理には注意を。
テクニカル面では10月3日深夜高値をサイクルトップとして4日夕から6日夕にかけての間への下落を想定していたが、5日夕刻に強気転換目安とした149円をいったん超えたために6日朝時点では5日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして6日夜から10日夜にかけての間への上昇と149円台中盤試しを想定した。
前々回ボトム 09月29日(148.520)
前回ボトム 10月05日(148.248)
経過日数 1.25日
前々回トップ 09月28日(149.707)
前回トップ 10月03日(150.151)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.15-20円(10/3高値圏など)
第6レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:149.85-90円(10/2高値圏など)
第4レジスタンス:149.75-80円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:149.70-75円(9/27高値圏など)
第2レジスタンス:149.60-65円(9/28高値圏など)
第1レジスタンス:149.50-55円(前日高値圏&9/29高値圏)
NY引け値:149.32円(+0.82円)
第1サポート:149.30-35円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:149.20-25円(200時間移動平均線など)
第3サポート:149.05-10円(前日24時台安値圏&60分足20本基準線)
第4サポート:148.95-149.00円(前日21時台安値圏など)
第5サポート:148.90-95円(75時間移動平均線など)
第6サポート:148.80-85円(前日16時台安値圏など)
第7サポート:148.70-75円(転換線&10/4安値圏)
経済指標
08:01 英9月BRC小売売上高
08:30 豪10月ウエストパック消費者信頼感
08:50 日8月国際収支統計
09:30 豪9月NAB企業景況感指数
09:30 豪9月NAB企業信頼感指数
13:30 日9月企業倒産件数は前年比%
14:00 日9月景気ウォッチャー調査
16:00 トルコ8月失業率
16:00 トルコ8月鉱工業生産
17:00 伊8月鉱工業生産
18:30 英中銀、金融政策決定会合の議事録とシステミックリスクに関する調査結果を公表
19:00 米9月NFIB中小企業楽観指数
22:00 FRBエコノミストのロベルト・ペルリ氏がNABE[全米企業エコノミスト協会]で講演
22:30 ボスティック・アトランタ連銀総裁、米経済見通しに関する対話集会に参加
23:00 米8月卸売在庫[確報]
23:00 米8月卸売売上高
24:15 ビルロワドガロー仏中銀総裁、新興市場フォーラムで講演
26:00 米財務省3年債入札
26:00 ウォラーFRB理事、講演
28:00 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、マイノット州立大学主催するタウンホールに参加