重要な経済指標はない。雇用統計後の動きに注目
2023.10.09
週末6日のニューヨーク外国為替市場では、堅調な米雇用関連指標などを受けた米長期金利の高止まりを背景に円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=149円台前半に下落した。午後5時現在は149円24銭と、前日同時刻比79銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な経済指標はない。雇用統計後の動きに注目。基本円安基調は変わらないと見る。
テクニカル面では10月3日深夜の急落により4日朝時点では3日深夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして4日夕から6日夕にかけての間への下落を想定したが、乱高下後の5日午後に148円台後半へ戻したために149円超えからは強気サイクル入りとし、5日夕刻に149円をいったん超えたために6日朝時点では5日午前安値を直近のサイクルボトムとして6日夜から10日夜にかけての間への上昇と149円台中盤試しを想定した。
前々回ボトム 09月29日(148.520)
前回ボトム 10月05日(148.248)
経過日数 1.25日
前々回トップ 09月28日(149.707)
前回トップ 10月03日(150.151)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.15-20円(10/3高値圏など)
第6レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:149.85-90円(10/2高値圏など)
第4レジスタンス:149.75-80円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:149.70-75円(9/27高値圏など)
第2レジスタンス:149.60-65円(9/28高値圏など)
第1レジスタンス:149.50-55円(前日高値圏&9/29高値圏)
NY引け値:149.32円(+0.82円)
第1サポート:149.30-35円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:149.20-25円(200時間移動平均線など)
第3サポート:149.05-10円(前日24時台安値圏&60分足20本基準線)
第4サポート:148.95-149.00円(前日21時台安値圏など)
第5サポート:148.90-95円(75時間移動平均線など)
第6サポート:148.80-85円(前日16時台安値圏など)
第7サポート:148.70-75円(転換線&10/4安値圏)
経済指標
15:00 独8月鉱工業生産
17:15 センテノ・ポルトガル中銀総裁、講演
17:30 ユーロ圏10月投資家信頼感指数
21:00 バーFRB副議長[銀行監督担当]、米国銀行協会の会議で講演
22:00 ローガン・ダラス連銀総裁、米経済見通しや金融政策について講演
25:50 ジェファーソンFRB副議長、NABE[全米企業エコノミスト協会]の会議で講演
29:00 マン英中銀委員、講演