引き続き大幅な円安か。資金管理に注意。
2023.08.14
週末11日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利上昇に伴う円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は一時、6月末以来約1カ月半ぶりに1ドル=145円台に下落した。午後5時現在は144円90銭と、前日同時刻比18銭の円安・ドル高。
本日は特に注目の指標はない。一段と円安の流れか。日米金利差に注目が集まりさらなる円安を予想。為替介入もしづらい。
テクニカル面では8月7日午前安値をサイクルボトムとして8日午後から10日午後にかけての間への上昇を想定し、10日朝時点では144円台中盤試しとしていたが、10日夜に143円台序盤へ下落してから144円台後半へ一段高したため、11日朝時点では10日夜安値を直近のサイクルボトムとした新たな強気サイクル入りとして15日午後から17日夕にかけての間への上昇と146円試しを想定した。
前々回ボトム 08月07日(141.513)
前回ボトム 08月10日(143.260)
経過日数 0.25日
前々回トップ 08月03日(143.894)
前回トップ 08月10日(144.099)
経過日数 0.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:145.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:145.30-35円(2σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:145.25-30円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:145.05-10円(6/30高値圏など)
第3レジスタンス:145.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:144.90-95円(7/3高値圏など)
第1レジスタンス:144.80-85円(前日高値圏など)
NY引け値:144.90円(+0.18円)
第1サポート:144.50-55円(レート節目など)
第2サポート:144.20-25円(60分足20本基準線など)
第3サポート:144.15-20円(遅行スパン支持など)
第4サポート:144.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:143.70-75円(前日17時台安値圏&ピボットB1)
第6サポート:143.60-65円(前日7時台安値圏など)
第7サポート:143.50-55円(1σ上限ライン&レート節目)
経済指標
15:00 独7月卸売物価指数
15:30 インド7月卸売物価指数
21:00 インド7月消費者物価指数