米国GDPと失業保険件数に注目。2円程度の動きもあるかも。
2023.03.30
29日のニューヨークの円相場は大幅に反落し、前日比2円00銭の円安ドル高の1ドル=132円95銭で取引を終えた。米欧の金融システム不安に対する警戒感が後退したことから投資家が運用リスクを回避する姿勢を緩め、低リスク通貨とされる円に売りが出た。
本日の重要な経済指標は、米国GDPと失業保険件数。結果によっては2円程度の値動きがある可能性も十分ある。資金管理には引き続き注意して取引に臨もう。
テクニカル面では、3月28日午後に弱気転換目安とした130.60円を割り込んだために28日未明高値を直近のトップとした弱気サイクル入りとし、高値更新からは強気サイクル入りとしていたが、29日昼に28日未明高値を超えたために28日夜安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとして31日未明から4月4日未明にかけての間への上昇と133円試しを想定した。
前々回ボトム 03月24日(129.641)
前回ボトム 03月28日(130.407)
経過日数 1.25日
前々回トップ 03月22日(132.997)
前回トップ 03月28日(131.758)
経過日数 2.0日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:133.75-80円(基準線など)
第7レジスタンス:133.70-75円(3/17高値圏など)
第6レジスタンス:133.55-60円(ピボットS1など)
第5レジスタンス:133.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:133.40-45円(20日基準線など)
第3レジスタンス:133.20-25円(90日移動平均線など)
第2レジスタンス:133.00-05円(3/22高値圏&心理的節目)
第1レジスタンス:132.85-90円(前日高値圏など)
NY引け値:132.85円(+2.03円)
第1サポート:132.55-60円(前日3時台安値圏など)
第2サポート:132.50-55円(75日移動平均線&レート節目)
第3サポート:132.20-25円(前日23時台安値圏&60分足20本基準線)
第4サポート:132.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:131.60-65円(前日18時台安値圏など)
第6サポート:131.50-55円(レート節目など)
第7サポート:131.45-50円(200時間移動平均線&ピボットB1)
第8サポート:131.35-40円(75時間移動平均線など)
経済指標
06:45 NZ2月住宅建設許可
09:00 NZ3月ANZ企業景況感
15:00 南ア2月マネーサプライ
15:00 南ア2月民間部門信用
15:30 清田日本取引所グループCEO、記者会見
16:00 トルコ3月経済信頼感
17:00 欧州中銀経済報告
17:00 伊2月失業率
18:00 伊2月生産者物価指数
18:00 ユーロ圏3月消費者信頼感[確報]
18:00 ユーロ圏3月鉱工業信頼感
18:00 ユーロ圏3月経済信頼感
18:00 ユーロ圏3月サービス業信頼感
18:00 イタリア5、10年債入札
18:30 南ア2月生産者物価指数
21:00 南ア2月財政収支
21:00 独3月消費者物価指数[速報]
21:30 米1-3月期GDP統計[確報]
21:30 米新規失業保険申請件数
25:00 メクラー・スイス中銀理事、同中銀のイベントで講演[チューリッヒ]
25:45 バーキン・リッチモンド連銀総裁、バージニア州CEO評議会のイベントで講演
25:45 コリンズ・ボストン連銀総裁、講演[ワシントン]
27:00 コロンビア中銀、政策金利発表
28:00 メキシコ中銀、政策金利発表