FOMCのサプライズで大きな円安も
2023.07.26
25日のニューヨーク外国為替市場では、日米欧の金融政策の行方に注目が集まる中、円相場は1ドル=141円近辺で方向感に欠ける展開となった。午後5時現在は140円92銭と、前日同時刻比53銭の円高・ドル安。
本日はFOMCの結果に注目。0.25%の利上げは確実視されているがサプライズ発言があるとさらなる円安も。資金管理には十分注意を。
テクニカル面では24日の日中はジリ安で前回サイクルトップから4日半を経過したので21日夕高値でトップを付けた可能性があるとして141円割れからは弱気サイクル入りとした。しかし24日夜に141円をいったん割り込んだため21日夕高値を直近のトップとした弱気サイクル入りとする。ボトム形成期は24日夜から25日夜にかけての間と想定されるのですでに24日夜安値でボトムを付けた可能性がある。21日夕高値(141.953)を超えないうちは24日夜安値(140.730)割れから140円前後試しとするが、21日夕高値超えからは新たな強気サイクル入りとして26日夕から28日夕にかけての間への上昇と143円試しを想定する。
前々回ボトム 07月08日(142.070)
前回ボトム 07月14日(137.240)
経過日数 2.75日
前々回トップ 07月10日(142.997)
前回トップ 07月17日(139.408)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:141.30-35円(週足1σ上限ラインなど)
第7レジスタンス:141.25-30円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:141.15-20円(週足転換線&調整50%戻し)
第5レジスタンス:141.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:140.65-70円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:140.45-50円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:140.35-40円(7/12高値圏など)
第1レジスタンス:140.20-25円(調整38.2%戻し&前日3時台高値圏)
NY引け値:141.90円(+1.72円)
第1サポート:140.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:139.80-85円(60分足20本基準線など)
第3サポート:139.50-55円(レート節目など)
第4サポート:139.35-40円(前日19時台安値圏&転換線)
第5サポート:139.25-30円(1σ下限ライン&ピボットB1)
第6サポート:139.20-25円(先行スパン&200時間移動平均線)
第7サポート:139.10-15円(前日安値圏など)
第8サポート:139.00-05円(心理的節目など)
経済指標
08:50 日6月企業向けサービス価格指数
10:30 豪4-6月期消費者物価指数
13:30 森田日証協会長、記者会見
14:00 日5月景気動向調査[改定値]
14:00 シンガポール6月鉱工業生産
15:45 仏7月消費者信頼感
17:00 スイス7月クレディスイス景気期待指数
17:00 ユーロ圏6月マネーサプライ
18:30 ドイツ7年債入札
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
23:00 米6月新築住宅販売件数
23:30 EIA週間石油在庫統計
24:30 米財務省2年変動利付債入札
27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]声明・経済見通し発表
27:30 パウエルFRB議長、記者会見