重要な経済指標はなし。株価と金利に注目
2023.06.23
22日のニューヨーク外国為替市場では、米追加利上げ観測が根強い中、円売り・ドル買いが加速し、円相場は昨年11月以来約7カ月ぶりの安値となる1ドル=142円台を付けた。午後5時現在は143円08銭と、前日同時刻比1円24銭の大幅な円安・ドル高。
本日は特に重要な経済指標はない。米国の株価と金利に注目が集まりそう。引き続き資金管理には十分注意を。
3テクニカル面では、6月0日午前高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとし、141.75円超えからは強気転換注意として20日午前高値(142.252)試しとしていたが、21日未明安値からの反騰を継続して142円台に到達したために21日午後時点ではすでに強気サイクル入りしているとして23日午前から27日午前にかけての間への上昇と143円試しを想定。

前々回ボトム 06月09日(138.761)
前回ボトム 06月15日(139.285)
経過日数 1.75日
前々回トップ 06月14日(140.299)
前回トップ 06月15日(141.497)
経過日数 1.0日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:142.25-30円(前日高値圏など)
第7レジスタンス:142.20-25円(2022年11/22高値圏など)
第6レジスタンス:142.10-15円(5/30-6/16レジスタンスなど)
第5レジスタンス:142.05-10円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:142.00-05円(6/19高値圏など)
第3レジスタンス:141.90-95円(6/16高値圏&2σ上限ライン)
第2レジスタンス:141.70-75円(前日23時台高値圏など)
第1レジスタンス:141.50-55円(前日1時台高値圏&レート節目)
NY引け値:141.45円(-0.51円)
第1サポート:141.35-40円(90時間移動平均線など)
第2サポート:141.20-25円(前日安値圏など)
第3サポート:141.00-05円(1σ上限ライン&ピボットB1)
第4サポート:140.90-95円(6/16/23時台安値圏など)
第5サポート:140.80-85円(6/16/19時台安値圏など)
第6サポート:140.60-65円(ピボットB2など)
第7サポート:140.50-55円(転換線&レート節目)
第8サポート:140.35-40円(200時間移動平均線など)
経済指標
08:00 豪6月製造業/非製造業PMI[速報]
08:01 英6月GFK消費者信頼感
08:30 日5月全国消費者物価指数
14:00 シンガポール5月消費者物価指数
14:30 日5月全国百貨店売上高
15:00 英5月小売売上高
16:00 トルコ6月経済信頼感
16:00 トルコ5月貿易収支
16:15 仏6月製造業/非製造業PMI[速報]
16:30 独6月製造業/非製造業PMI[速報]
17:00 ユーロ圏6月製造業/非製造業/総合PMI[速報]
17:30 英6月製造業/非製造業PMI[速報]
18:15 ブラード・セントルイス連銀総裁、アイルランド中銀などが主催の会議でプレゼンテーション[ダブリン]
18:30 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演
19:00 デコス・スペイン中銀総裁、講演
21:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁、金融関連の討論会に参加
22:00 ベルギー6月企業景況感
22:45 米6月6月製造業/非製造業/総合PMI[速報]
26:40 メスター・クリーブランド連銀総裁、同連銀主催のイベントで講演