特に重要な指標はなし。金利と株価に注意
2023.06.16
15日のニューヨーク外国為替市場では、米連邦準備制度理事会が来月の金融政策会合で利上げに踏み切るとの観測を受け、日米金利差拡大を意識した円売りドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=140円台前半に下落した。午後5時現在は140円25銭と、前日同時比20銭の円安・ドル高。
本日は重要な指標はなし。株価と金利に注意。資金管理には十分注意。
テクニカル面では3-5日サイクルでは、6月9日午前安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとし、14日午後時点では乱高下の可能性もあるとして139.50円割れからは弱気サイクル入りとしたが、15日未明に139.50円をいったん割り込んでから140円台序盤へ反騰したため、15日朝時点では15日未明安値を直近のサイクルボトムとした新たな強気サイクル入りとして19日朝から21日朝にかけての間への上昇と141円試しを想定した。
前々回ボトム 06月01日(138.418)
前回ボトム 06月07日(139.024)
経過日数 1.75日
前々回トップ 06月05日(140.450)
前回トップ 06月08日(140.244)
経過日数 1.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:140.05-10円(前日10時台高値圏など)
第7レジスタンス:139.95-140.00円(前日16時台高値圏&6/6高値圏)
第6レジスタンス:139.80-85円(前日20時台高値圏&ピボットS1)
第5レジスタンス:139.65-70円(転換線など)
第4レジスタンス:139.60-65円(200時間移動平均線&60分足先行スパン)
第3レジスタンス:139.50-55円(75時間移動平均線&レート節目)
第2レジスタンス:139.35-40円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:138.95-139.00円(20日基準線&前日4時台高値圏)
NY引け値:139.29円(+0.49円)
第1サポート:138.80-85円(前日安値圏など)
第2サポート:138.60-65円(6/2安値圏など)
第3サポート:138.50-55円(レート節目など)
第4サポート:138.40-45円(6/1安値圏&ピボットB1)
第5サポート:138.20-25円(5/24安値圏など)
第6サポート:138.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:137.90-95円(ピボットB2など)
第8サポート:137.75-80円(1σ下限ラインなど)
経済指標
07:30 NZ5月ビジネスPMI
09:00 日銀政策委員会[金融政策決定会合[終了後直ちに発表]
09:30 シンガポール5月輸出
15:30 植田日銀総裁、記者会見
15:30 山道日本取引所グループCEO、記者会見
17:00 伊5月調和消費者物価指数[確報]
17:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演
17:30 英中銀インフレ意識調査
18:00 伊4月貿易収支
18:00 ユーロ圏5月消費者物価指数[改定値]
18:00 ユーロ圏1-3月期労働コスト
19:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[パリ]
20:30 トルコ4月住宅価格指数
21:30 加4月国際証券取扱高
21:30 加4月卸売売上高
23:00 米6月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報]