大きな円高調整がある可能性あり。資金管理には十分注意。
2023.05.29
週末26日のニューヨークは、米物価統計発表後の利上げ観測の高まりを受けて円売りドル買いが加速し、円相場は1ドル=140円台後半に下落した。午後5時現在は140円56銭と、前日同時刻比56銭の円安・ドル高。朝方発表された4月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比4.4%上昇と、伸び率は3カ月ぶりに拡大。
本日は特に重要な経済指標はない。米国株も休場で金利に左右される1日になるだろう。引き続き大きな調整に注意。
テクニカル面では、5月22日午前安値をボトムとして24日早朝から26日朝にかけての間への上昇と140円試しを想定してきたが、25日昼へ続伸して前回トップから4日半を経過したために25日午後時点では24日午後安値を直近のボトムとした新たな強気サイクル入りとして29日夜から30日夜にかけての間への上昇と141円試しを想定した。

前々回ボトム 05月22日(137.484)
前回ボトム 05月24日(138.231)
経過日数 1.5日
前々回トップ 05月19日(138.746)
前回トップ 05月23日(138.907)
経過日数 2.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:141.05-10円(ピボットS2など)
第7レジスタンス:141.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:140.70-75円(2022年11/17高値圏など)
第5レジスタンス:140.60-65円(2022年11/15高値圏&2σ上限ライン)
第4レジスタンス:140.55-60円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:140.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:140.25-30円(2022年11/16高値圏など)
第1レジスタンス:140.20-25円(前日高値圏など)
NY引け値:140.56円(+0.59円)
第1サポート:140.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:139.85-90円(前日2時台安値圏など)
第3サポート:139.70-75円(60分足20本基準線など)
第4サポート:139.50-55円(レート節目など)
第5サポート:139.25-30円(前日17時台安値圏など)
第6サポート:139.15-20円(前日21時台安値圏&ピボットB1)
第7サポート:139.00-05円(心理的節目など)
第8サポート:138.95-139.00円(5/25/3時台安値圏&75時間移動平均線)
経済指標
14:00 日3月景気動向調査[改定値]
16:00 トルコ5月経済信頼感
17:30 香港4月貿易収支