そろそろ大きな円高調整があるかも。
2023.05.22
週末19日のニューヨーク外国為替相場では、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言が利上げにさほど積極的ではないと受け止められ、円買いドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=137円台後半に上伸した。午後5時現在は137円88~98銭と、前日同時刻比78銭の円高・ドル安。
本日は特に大きな経済指標はない。そろそろ大きな円高調整があるかもしれない。ポジション管理に注意。
テクニカル面では、5月16日深夜に15日夜高値を上抜いたために17日朝時点では16日夜安値を直近のサイクルボトムとした新たな強気サイクル入りとして18日夜から22日夜にかけての間への上昇と137円中盤試しを想定し、18日早朝へ続伸したために上値目途を138円台序盤へ引き上げた。
前々回ボトム 05月11日(133.750)
前回ボトム 05月16日(135.615)
経過日数 2.75日
前々回トップ 05月15日(136.347)
前回トップ 05月19日(138.746)
経過日数 0.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:139.85-90円(2022年11/30高値圏など)
第7レジスタンス:139.65-70円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:139.55-60円(2022年11/25高値圏など)
第5レジスタンス:139.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:139.35-40円(2022年11/29高値圏など)
第3レジスタンス:139.15-20円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:139.00-05円(心理的節目など)
第1レジスタンス:138.70-75円(前日高値圏など)
NY引け値:137.88円(-0.78円)
第1サポート:138.65-70円(2σ上限ラインなど)
第2サポート:138.50-55円(レート節目など)
第3サポート:138.35-40円(前日1時台安値圏など)
第4サポート:138.10-15円(60分足20本基準線など)
第5サポート:138.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:137.70-75円(前日19時台安値圏&ピボットB1)
第7サポート:137.50-55円(レート節目など)
第8サポート:137.35-40円(前日15時台安値圏など)
経済指標
08:01 英5月ライトムーブ住宅価格
08:50 日3月機械受注統計
14:00 日4月コンビニエンスストア売上高
15:30 スイス1-3月期鉱工業生産
16:00 スイス4月マネーサプライ
16:00 トルコ5月消費者信頼感指数
17:00 台湾4月失業率
17:00 台湾4月輸出受注
17:30 香港4月消費者物価指数
17:45 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演
18:00 ユーロ圏3月建設支出
18:00 ベルギー5月消費者信頼感
18:00 デギンドスECB副総裁、講演
20:30 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演
21:30 ブラード・セントルイス連銀総裁、米国経済と金融政策に関する討論会に参加
22:00 イスラエル中銀、政策金利発表
23:00 ユーロ圏5月消費者信頼感[速報]
23:15 レーンECB理事、講演
23:15 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
24:05 バーキン・リッチモンド連銀総裁とボスティック・アトランタ連銀総裁、リッチモンド連銀主催のイベントに参加