休場明けで大きな動きに警戒も基本円安基調
2022.09.06
5日のニューヨークは140円65銭近辺と、同日の東京市場17時時点に比べて8銭の円安ドル高。アメリカ市場はレーバーデーの祝日で休場とあって商いが薄いなか、円は対ドルで140円台半ばの24年ぶり安値圏でもみ合う展開。
OPECとロシアなど非加盟の主要産油国でつくる「OPECプラス」は5日、10月の原油生産量を9月より日量10万バレル減らすと決めた。これによって原油需要の高止まりが懸念される。さらなる物価上昇を招く恐れがあり、予断を許さない展開。
本日の重要な経済指標は、RBA政策金利発表、8月米ISM非製造業。
米国レーバーデー明け。市場参加者が本格的に戻ってくる。さらなるドル高株安が進行するのか…。原油高の懸念もあり、さらなるドル高になる地合いが深まっている。ただし急速な円安が続いており一時的な調整は十分考えられる。基本、円安方向に進むと考えて良いが。資金管理には余裕を持たせた方が良いだろう。
テクニカル面では、2日に140円を割り込んだところから戻しているので141円台前半への上昇余地ありとみる。また2日安値を直近のボトムとして2日夜高値超えからは新たな強気サイクル入りとなる可能性も検討できる。
前々回ボトム 08月26日(136.177)
前回ボトム 08月31日(138.261)
経過日数 3.5日
前々回トップ 08月24日(137.243)
前回トップ 08月30日(139.077)
経過日数 4.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第6レジスタンス:141.50-55円(レート節目など)
第5レジスタンス:141.30-35円(ピボットHBOPなど)
第4レジスタンス:140.95-141.00円(ピボットS2など)
第3レジスタンス:140.80-85円(9/2高値圏など)
第2レジスタンス:140.75-80円(ピボットS1など)
第1レジスタンス:140.65-70円(前日高値圏など)
NY引け値:140.57円(+0.36円)
第1サポート:140.50-55円(レート節目&60分足20本基準線)
第2サポート:140.35-40円(前日18時台安値圏など)
第3サポート:140.30-35円(前日15時台安値圏など)
第4サポート:140.20-25円(ピボットB1など)
第5サポート:140.10-15円(前日安値圏など)
経済指標
08:01 英8月BRC小売売上高
08:30 日7月毎月勤労統計
08:30 日7月全世帯家計調査
10:30 豪4-6月期経常収支
13:30 オーストラリア中銀、政策金利発表
15:00 独7月製造業受注
16:30 独8月建設業PMI
17:00 台湾8月消費者物価指数
17:00 台湾8月卸売物価指数
17:30 英8月建設業PMI
18:30 南ア4-6月期GDP統計
22:45 米8月非製造業/総合PMI[確報]
23:00 米8月ISM非製造業総合指数
米中間選挙予備選[マサチューセッツ州]
東方経済フォーラム[8日まで、ロシア・ウラジオストク]