特に重要な指標はない。株価と金利に注目
2024.10.11
10日のニューヨーク外国為替市場では、強弱入り交じる米経済指標を受けて売り買いが交錯する中、円相場は1ドル=148円台半ばに上昇した。午後5時現在は148円64銭と、前日同時刻比72銭の円高・ドル安。
本日は株価と金利に注目。CPIによって大きな流れができるか。基本円安か
テクニカル面では、10月4日午後安値をサイクルボトムとして8日午前から10日午前にかけての間への上昇を想定してきたが、8日夕へ下落してから7日朝高値を上抜いたため、10日朝時点では8日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りと改め、トップ形成期を10日午前から14日午前にかけての間として150円超えからは151円試しとした。 10日午後へ高値を伸ばしているのでまだ上昇余地ありとするが、148.50円割れからは弱気サイクル入りとして11日午後から15日夕にかけての間への下落と8日夕安値(147.346)試しを想定する。
前々回ボトム 09月30日(141.640)
前回ボトム 10月04日(145.926)
経過日数 1.0日
前々回トップ 09月27日(146.489)
前回トップ 10月03日(147.235)
経過日数 2.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:149.80-85円(ピボットS1など)
第6レジスタンス:149.75-80円(8/2高値圏&75日移動平均線)
第5レジスタンス:149.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:149.35-40円(3σ上限ライン8/15高値圏)
第3レジスタンス:149.30-35円(8/16高値圏など)
第2レジスタンス:149.00-05円(前日高値圏&心理的節目)
第1レジスタンス:148.80-85円(前日22時台高値圏など)
NY引け値:148.69円(+1.78円)
第1サポート:148.50-55円(レート節目など)
第2サポート:148.30-35円(前日23時台安値圏など)
第3サポート:148.00-05円(心理的節目など)
第4サポート:147.50-55円(レート節目など)
第5サポート:147.40-45円(2σ上限ラインなど)
第6サポート:147.15-20円(遅行スパン支持など)
第7サポート:147.00-05円(心理的節目など)
経済指標
06:30 NZ9月ビジネスPMI
06:45 NZ9月食品価格指数
08:00 ペルー中銀、政策金利発表
08:50 日9月マネーストック
15:00 独9月消費者物価指数[確報]
15:00 英8月鉱工業生産
15:00 英8月製造業生産
15:00 英8月商品貿易収支
15:00 英8月サービス業指数
15:00 英8月建設支出
16:00 トルコ8月経常収支
16:00 スイス9月SECO消費者信頼感指数
21:00 インド8月鉱工業生産
21:30 加9月雇用統計
21:30 加8月住宅建設許可
21:30 米9月生産者物価指数
22:45 グールズビー・シカゴ連銀総裁、講演
23:00 米10月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報]
23:30 加7-9月期企業景況感調査
23:45 ローガン・ダラス連銀総裁、パネル討論会に参加