CPIに注目
2024.10.10
9日のニューヨーク外国為替市場では、米大幅利下げ観測の後退を背景に円売り・ドル買いが進行し、円相場は1ドル=149円台前半に下落した。一時、8月中旬以来約2カ月ぶりの安値となる同36銭を付けた。
本日はCPIに注目。CPIによって大きな流れができるか。基本円安か
テクニカル面では、10月4日夜からの急伸で3日午前高値を上抜き149円に到達したため、7日朝時点では4日午後安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして8日午前から10日午前にかけての間への上昇と150円前後試しを想定した。 8日夕に147.30円台へ下落してから148円台へ戻したためまだ上昇余地ありとするが、8日夕安値(147.346)割れからは弱気サイクル入りとして9日夕から11日午後にかけての間への下落と4日午後安値(145.948)試しを想定する。
前々回ボトム 09月30日(141.640)
前回ボトム 10月04日(145.926)
経過日数 1.0日
前々回トップ 09月27日(146.489)
前回トップ 10月03日(147.235)
経過日数 2.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:149.80-85円(ピボットS1など)
第6レジスタンス:149.75-80円(8/2高値圏&75日移動平均線)
第5レジスタンス:149.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:149.35-40円(3σ上限ライン8/15高値圏)
第3レジスタンス:149.30-35円(8/16高値圏など)
第2レジスタンス:149.00-05円(前日高値圏&心理的節目)
第1レジスタンス:148.80-85円(前日22時台高値圏など)
NY引け値:148.69円(+1.78円)
第1サポート:148.50-55円(レート節目など)
第2サポート:148.30-35円(前日23時台安値圏など)
第3サポート:148.00-05円(心理的節目など)
第4サポート:147.50-55円(レート節目など)
第5サポート:147.40-45円(2σ上限ラインなど)
第6サポート:147.15-20円(遅行スパン支持など)
第7サポート:147.00-05円(心理的節目など)
経済指標
06:00 コリンズ・ボストン連銀総裁、講演
07:00 デーリー・サンフランシスコ連銀総裁、講演
08:01 英9月RICS住宅価格指数
08:50 日9月企業物価指数
09:00 豪10月消費者インフレ期待
16:00 トルコ8月失業率
16:00 トルコ8月鉱工業生産
16:45 ハンター豪中銀総裁補、パネル討論会に参加
17:00 伊8月鉱工業生産
20:00 南ア8月製造業生産
21:30 米9月消費者物価指数
21:30 米新規失業保険申請件数
23:45 バーキン・リッチモンド連銀総裁、懇談会に参加
24:00 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、会議で基調講演
24:30 マーティン・スイス中銀理事、講演[チューリッヒ]