FOMC議事録に注目
2024.10.09
8日のニューヨーク外国為替市場では、週内発表の米消費者物価指数(CPI)を前に様子見気分が強い中を、円相場は1ドル=148円台前半で小動きとなった。午後5時現在は148円25銭と、前日同時刻と同水準。
本日も引き続きFOMC議事録に注目。引き続き円安の流れを引き継げるか
テクニカル面では、10月3日午前高値を直近のサイクルトップとして高値更新からは新たな強気サイクル入りとしていたが、4日夜からの急伸で3日午前高値を上抜き149円に到達したため、7日朝時点では4日午後安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして8日午前から10日午前にかけての間への上昇と150円前後試しを想定した。 7日朝高値からジリ安の推移が続いているためすでに弱気サイクル入りしている可能性があると注意し、148.50円超えからは上昇再開とするが、147.20円割れからは弱気サイクル入りとして9日午後から11日午後にかけての間への下落と4日午後安値(145.948)試しを想定する。
前々回ボトム 09月30日(141.640)
前回ボトム 10月04日(145.926)
経過日数 1.0日
前々回トップ 09月27日(146.489)
前回トップ 10月03日(147.235)
経過日数 2.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:149.80-85円(ピボットS1など)
第6レジスタンス:149.75-80円(8/2高値圏&75日移動平均線)
第5レジスタンス:149.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:149.35-40円(3σ上限ライン8/15高値圏)
第3レジスタンス:149.30-35円(8/16高値圏など)
第2レジスタンス:149.00-05円(前日高値圏&心理的節目)
第1レジスタンス:148.80-85円(前日22時台高値圏など)
NY引け値:148.69円(+1.78円)
第1サポート:148.50-55円(レート節目など)
第2サポート:148.30-35円(前日23時台安値圏など)
第3サポート:148.00-05円(心理的節目など)
第4サポート:147.50-55円(レート節目など)
第5サポート:147.40-45円(2σ上限ラインなど)
第6サポート:147.15-20円(遅行スパン支持など)
第7サポート:147.00-05円(心理的節目など)
経済指標
09:00 ケント豪中銀総裁補、講演
10:00 ニュージーランド中銀、政策金利発表
13:30 インド中銀、政策金利発表
15:00 日9月工作機械受注[速報]
15:00 独8月貿易収支
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁、会議で開会の挨拶
22:00 イスラエル中銀、政策金利発表
22:15 ローガン・ダラス連銀総裁、講演
23:00 米8月卸売在庫[確報]
23:00 米8月卸売売上高
23:30 EIA週間石油在庫統計
23:30 グールズビー・シカゴ連銀総裁、会議で開会の挨拶
25:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[パリ]
27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]議事録公表[9月17-18日分]