米9月非製造業/総合PMIに注目。
2024.10.03
2日のニューヨーク外国為替市場では、日銀による追加利上げ観測の後退と堅調な米労働指標の発表を受けて円売り・ドル買いが加速し、円相場は1ドル=146円台半ばに下落した。午後5時現在は146円41銭と、前日同時刻比2円89銭の大幅な円安・ドル高。
本日は米9月非製造業/総合PMIに注目。石破氏総裁誕生で為替は大きく円高に振れたのが少し円安に巻き戻し。引き続きある程度の調整はあるか。米株と金利にも注意
テクニカル面では、10月1日未明に144円へ迫ったために1日朝時点では30日午後安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとしたが、1日午後時点では143.50円割れを弱気転換注意として143円割れから弱気サイクル入りとし、1日深夜に143円を一時割り込んだために2日朝時点では1日午後高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして3日午後から7日午後にかけての間への下落と9月30日午後安値(141.640)試しを想定した。 1日深夜安値から戻しているものの1日午後高値に届かずにいるのでまだ一段安余地ありとするが、1日午後高値(144.513)を上抜く場合は30日午後安値をボトムとした強気サイクルの継続と改めて2日午後から4日午後にかけての間への上昇と145円台前半試しを想定する。
前々回ボトム 09月20日(141.740)
前回ボトム 09月25日(142.894)
経過日数 2.5日
前々回トップ 09月24日(144.691)
前回トップ 09月27日(146.489)
経過日数 0.1日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:145.80-85円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:145.55-60円(9/4高値圏など)
第5レジスタンス:145.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:145.30-35円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:145.20-25円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:145.00-05円(前日12時台高値圏&心理的節目)
第1レジスタンス:144.90-95円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:144.79円(+0.06円)
第1サポート:144.75-80円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:144.70-75円(60分足20本基準線など)
第3サポート:144.50-55円(前日4時台安値圏&レート節目)
第4サポート:144.45-50円(前日9時台安値圏など)
第5サポート:144.20-25円(ピボットB1など)
第6サポート:144.10-15円(前日安値圏&75時間移動平均線)
第7サポート:144.00-05円(心理的節目など)
経済指標
08:00 豪9月非製造業PMI[確報]
09:00 NZ9月ANZ商品価格指数
10:30 豪8月貿易収支
10:30 野口日銀審議委員、長崎県金融経済懇談会に出席
14:30 野口日銀審議委員、記者会見[長崎市]
15:30 スイス9月消費者物価指数
16:00 トルコ9月消費者物価指数
16:00 トルコ9月生産者物価指数
16:15 南ア9月スタンダード銀行PMI
16:45 伊9月非製造業PMI
16:50 仏9月非製造業PMI[確報]
16:55 独9月非製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏9月非製造業/総合PMI[確報]
17:30 香港8月小売売上高
17:30 英9月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏8月生産者物価指数
20:30 米9月チャレンジャーレイオフ調査
21:30 米新規失業保険申請件数
22:45 米9月非製造業/総合PMI[確報]
23:00 米8月製造業受注指数
23:00 米8月耐久財受注[確報]
23:40 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁が経済について対談