米9月ADP雇用統計に注目
2024.10.02
1日のニューヨーク外国為替市場では、中東情勢の緊迫化に伴い安全資産としての円買いが対ドルで一時優勢となったものの、その後はドルの買い戻しも入り、円相場は1ドル=143円台半ばを中心に推移した。午後5時現在は143円52銭と、前日同時刻比5銭の円高・ドル安。
本日は米9月ADP雇用統計に注目。石破氏総裁誕生で為替は大きく円高に振れたのが少し円安に巻き戻し。引き続きある程度の調整はあるか
テクニカル面では、9月27日午後に146円を超えてから143円台序盤へ急落したために27日午後高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとしたが、30日午後時点では大幅下落後の反動高も警戒されるので142.70円超えからは143円台前半試しとし、1日未明に144円に迫ったために1日朝時点では30日午後安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして2日午後から4日午後にかけての間への上昇と145円試しを想定した。 1日午後に144.50円を超えたため145円前後への上昇余地ありとするが、乱高下が続く可能性もあるので143.50円割れを弱気転換注意とし、143円割れからは弱気サイクル入りとして3日午後から7日午後にかけての間への下落と9月30日午後安値(141.640)試しを想定する。
前々回ボトム 09月20日(141.740)
前回ボトム 09月25日(142.894)
経過日数 2.5日
前々回トップ 09月24日(144.691)
前回トップ 09月27日(146.489)
経過日数 0.1日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:145.80-85円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:145.55-60円(9/4高値圏など)
第5レジスタンス:145.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:145.30-35円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:145.20-25円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:145.00-05円(前日12時台高値圏&心理的節目)
第1レジスタンス:144.90-95円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:144.79円(+0.06円)
第1サポート:144.75-80円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:144.70-75円(60分足20本基準線など)
第3サポート:144.50-55円(前日4時台安値圏&レート節目)
第4サポート:144.45-50円(前日9時台安値圏など)
第5サポート:144.20-25円(ピボットB1など)
第6サポート:144.10-15円(前日安値圏&75時間移動平均線)
第7サポート:144.00-05円(心理的節目など)
経済指標
07:15 ボスティック・アトランタ連銀総裁、バーキン・リッチモンド連銀総裁、コリンズ・ボストン連銀総裁、パネル討論会に参加
08:50 日9月マネタリーベース
14:00 日9月消費動向調査
15:45 仏8月財政収支
16:15 デギンドスECB副総裁、講演[リガ]
16:45 デギンドスECB副総裁、パネル討論会に出席[リガ]
17:00 伊8月失業率
17:30 アイスランド中銀、政策金利発表
18:00 ユーロ圏8月失業率
18:30 英中銀、金融政策委員会の議事録を公表
18:30 カザークス・ラトビア中銀総裁、講演[リガ]
18:30 レーンECB理事、パネル討論会に出席
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
20:00 エルダーソンECB理事、講演[ダブリン]
21:15 米9月ADP雇用統計
22:00 シンガポール9月購買部景気指数
22:00 シンガポール9月電子産業指数
22:00 ハマック・クリーブランド連銀総裁、会期で歓迎の挨拶
23:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演[ウィーン]
23:05 ムサレム・セントルイス連銀総裁、会議で歓迎の挨拶
23:30 EIA週間石油在庫統計
24:00 ボウマンFRB理事、基調講演
25:15 バーキン・リッチモンド連銀総裁、講演
25:30 シュナーベルECB理事、講演[フライブルク]