FOMC議事録に注目
2024.08.21
20日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を背景に、円買い・ドル売りが強まり、円相場は1ドル=145円台前半に上昇した。午後5時現在は145円29銭と、前日同時刻比1円36銭の大幅な円高・ドル安。
本日はFOMC議事録に注目。円高一服か。基本円安の流れは変わらない。ただしポジション管理には細心の注意を。いつ大きな動きがあってもおかしくない
テクニカル面では、8月16日早朝高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、19日午後時点では前回ボトムから3日を経過したので146.65円超えから強気サイクル入りとし、20日未明への上昇で146.65円を超えたために20日朝時点では19日午後安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして21日早朝から23日早朝にかけての間への上昇と147円台中盤試しを想定した。 20日午後に147円台前半に到達したため148円前後への上昇余地ありとするが、146.40円割れを弱気転換注意とし、20日午前反落時安値(145.841)割れからは弱気サイクル入りとして22日午後から26日午後にかけての間への下落と145円前後試しを想定する。
前々回ボトム 08月09日(146.275)
前回ボトム 08月12日(146.068)
経過日数 2.25日
前々回トップ 08月07日(147.000)
前回トップ 08月12日(148.222)
経過日数 3.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:150.05-10円(ピボットS1など)
第5レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:149.75-80円(8/2高値圏&20日基準線)
第3レジスタンス:149.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:149.35-40円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:149.30-35円(前日22時台高値圏など)
NY引け値:149.25円(+1.94円)
第1サポート:149.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:148.95-149.00円(前日4時台安値圏など)
第3サポート:148.75-80円(前日23時台安値圏など)
第4サポート:148.50-55円(レート節目など)
第5サポート:148.25-30円(60分足20本基準線など)
第6サポート:148.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:147.70-75円(ピボットB1など)
経済指標
08:50 日7月貿易収支[通関統計]
09:30 豪7月ウエストパック景気先行指数
15:00 英7月財政収支
15:30 訪日外国人客数[7月]
16:00 タイ中銀、政策金利発表
16:00 スイス7月マネーサプライ
16:20 インドネシア中銀、政策金利発表
17:00 南ア7月消費者物価指数
17:30 アイスランド中銀、政策金利発表
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
20:00 パネッタ伊中銀総裁、講演[リミニ]
21:30 加7月鉱工業製品価格
21:30 加7月原料価格指数
23:30 EIA週間石油在庫統計
26:00 米財務省20年債入札
27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]議事録公表[7月30-31日分]