米5月小売売上高に注目
2024.06.18
週明け17日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を受けて円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=157円台後半に下落した。午後5時現在は157円77銭と、前週末同時刻比27銭の円安・ドル高。
本日は米5月小売売上高に注目。円安傾向に戻っている。160円を目指す足がかりになりそう。日米金利差に意識が向けば一気の円安も
テクニカル面では、6月12日夜の急落で6月10日夜安値を割り込んでから13日早朝に下げ幅の過半を解消したため、13日朝時点では12日未明高値を直近のサイクルトップ、13日未明安値を同サイクルボトムとした強気サイクル入りとし、トップ形成期を15日未明から19日未明にかけての間として12日未明高値(157.411)超えからは158円試しとした。 14日午後に158円台序盤へ急伸してから弱気転換目安とした157円をいったん割り込んだものの持ち直しているので14日夜安値(156.885)を上回るうちは上昇余地ありとして14日午後高値(158.256)超えからは158円台中盤試しとする
前々回ボトム 06月07日(155.119)
前回ボトム 06月13日(155.712)
経過日数 1.75日
前々回トップ 06月06日(156.444)
前回トップ 06月12日(157.411)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:157.45-50円(6/3高値圏など)
第6レジスタンス:157.40-45円(6/11高値圏など)
第5レジスタンス:157.35-40円(6/12高値圏など)
第4レジスタンス:157.30-35円(前日高値圏&ピボットS1)
第3レジスタンス:157.25-30円(前日22時台高値圏&1σ上限ライン)
第2レジスタンス:157.15-20円(6/10高値圏&5/23高値圏)
第1レジスタンス:157.05-10円(前日5時台高値圏&6/7高値圏)
NY引け値:156.97円(+0.28円)
第1サポート:156.70-75円(前日1時台安値圏など)
第2サポート:156.60-65円(20日基準線など)
第3サポート:156.55-60円(前日安値圏&ピボットB1)
第4サポート:156.50-55円(レート節目など)
第5サポート:156.35-40円(5/30安値圏&200時間移動平均線)
第6サポート:156.15-20円(ピボットB2など)
第7サポート:156.00-05円(1σ下限ライン&心理的節目)
経済指標
06:00 NZ4-6月期ウエストパック消費者信頼感
09:30 シンガポール5月輸出
10:00 クックFRB理事、米英戦略経済対話に参加
13:30 オーストラリア中銀、政策金利発表
15:00 新浪経済同友会代表幹事、記者会見
18:00 ユーロ圏6月ZEW景況感指数
18:00 独6月ZEW景況感指数
18:00 ユーロ圏5月消費者物価指数[改定値]
18:00 クノット・オランダ中銀総裁、オランダ議会で証言
18:30 ドイツ5年債入札
21:00 ハンガリー中銀、政策金利発表
21:00 チポローネECB理事、講演
21:30 米5月小売売上高
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:15 米5月鉱工業生産
22:15 米5月設備稼働率
22:30 デギンドスECB副総裁、講演
23:00 米4月企業在庫
23:00 バーキン・リッチモンド連銀総裁、講演
24:40 コリンズ・ボストン連銀総裁、基調講演
25:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[パリ]
26:00 ローガン・ダラス連銀総裁、質疑応答
26:00 クーグラーFRB理事、オンラインイベントで講演
26:20 ムサレム・セントルイス連銀総裁、経済・金融政策について講演
27:00 グールズビー・シカゴ連銀総裁、パネル討論会で発言
29:00 米4月対米証券投資