本日は特に重要な指標はないが、大きな動きに警戒
2024.06.04
週明け3日のニューヨーク外国為替市場では、米製造業関連指標の悪化を眺めて年内の米利下げ開始観測が拡大し、円相場は1ドル=156円近辺に上昇した。午後5時現在は155円98銭と、前週末同時刻比1円21銭の大幅な円高・ドル安。
本日は米株と金利に注目。じりじり円安が続いているのでショートは注意。長期ロングが良いだろう。
テクニカル面では、5月30日未明高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、31日午後時点ではすでにボトムを付けた可能性があるとして157.25円超えから強気サイクル入りとし、31日夜に157.25円を超えてからの反落を切り返したために3日朝時点では30日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして4日未明から6日未明にかけての間への上昇と158円試しを想定する。
前々回ボトム 05月21日(155.847)
前回ボトム 05月28日(156.577)
経過日数 2.75日
前々回トップ 05月23日(157.189)
前回トップ 05月30日(157.715)
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:157.65-70円(前日7時台高値圏など)
第6レジスタンス:157.50-55円(レート節目&ピボットS1)
第5レジスタンス:157.40-45円(5/29/9時台高値圏など)
第4レジスタンス:157.15-20円(60分足先行スパンなど)
第3レジスタンス:157.10-15円(前日17時台高値圏など)
第2レジスタンス:157.00-05円157.00-05円(1σ上限ライン&90時間移動平均線)
第1レジスタンス:156.85-90円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:156.77円(-0.84円)
第1サポート:156.75-80円(転換線&200時間移動平均線)
第2サポート:156.50-55円(前日16時台安値圏&レート節目)
第3サポート:156.35-40円(前日安値圏など)
第4サポート:156.20-25円(ピボットB1など)
第5サポート:156.05-10円(20日基準線&5/22安値圏)
第6サポート:156.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:155.85-90円(5/21安値圏など)
経済指標
08:01 英5月BRC小売売上高
08:50 日5月マネタリーベース
10:30 豪1-3月期経常収支
10:30 豪1-3月期企業営業利益
15:00 新浪経済同友会代表幹事、記者会見
15:30 スイス5月消費者物価指数
15:45 仏4月財政収支
16:55 独5月雇用統計
17:15 マーティン・スイス中銀理事、講演
18:30 南ア1-3月期GDP統計
18:30 ドイツ2年債入札
21:55 米レッドブック週間小売売上高
23:00 米4月製造業受注指数
23:00 米4月耐久財受注[確報]
23:00 米4月雇用動態調査[JOLT]