米国株価と金利に注目
2024.05.28
27日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前週末の海外市場で米長期金利が低下したことに圧迫され、1ドル=156円台後半で弱含みとなっている。一時は調整売りで156円60銭台に下落。売り一巡後は持ち直したものの、前週末夕方の水準には届かずだった。午後5時現在、156円90銭と前日比14銭のドル安・円高。
本日は再開する米株と金利に注目。円安基調は当面変わらなさそう。引き続きロングで良いか。思い切って大きめのロングポジションをとるのも良いかも。ただし、ロスカットには注意を。資金管理が重要
テクニカル面では、5月22日午後に21日午後高値へ迫り前回ボトムから4日を経過したために21日深夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして24日午後から28日午後にかけての間への上昇と157円台前半試しを想定し、23日夜に157円を超えたために24日朝時点では23日夜高値超えからは157円台中盤試しとした。 23日夜高値の後は高値更新へ進めず前回サイクルトップから3日半を経過したので27日朝時点ではすでにサイクルトップを付けた可能性があるとしたが、27日午後にかけ軟調な推移が続いたため、23日夜高値を超える場合は新たな強気サイクル入りとするのを妥当とみて23日夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとする。ボトム形成期は27日午後から28日深夜にかけての間とし、156.50円割れからは156円前後試しを想定する。 23日夜高値を超えるところからは新たな強気サイクル入りとして28日夜から30日夜にかけての間への上昇と157円台中盤試しを想定する。
前々回ボトム 05月16日(153.608)
前回ボトム 05月21日(155.847)
経過日数 2.25日
前々回トップ 05月14日(156.771)
前回トップ 05月21日(156.536)
経過日数 2.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:157.95-158.00円(5/1高値圏&2σ上限ライン)
第6レジスタンス:157.80-85円(4/30高値圏など)
第5レジスタンス:157.55-60円(ピボットS2など)
第4レジスタンス:157.50-55円(レート節目など)
第3レジスタンス:157.20-25円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:157.15-20円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:157.00-05円(心理的節目など)
NY引け値:156.90円(+0.14円)
第1サポート:156.80-85円(前日3時台安値圏&60分足20本基準線)
第2サポート:156.75-80円(1σ上限ラインなど)
第3サポート:156.65-70円(前日11時台安値圏など)
第4サポート:156.50-55円(前日安値圏&ピボットB1)
第5サポート:156.45-50円(5/23/2時台安値圏&75時間移動平均線)
第6サポート:156.35-40円(5/22/22時台安値圏&90時間移動平均線)
第7サポート:156.25-30円(5/22/15時台安値圏など)
経済指標
08:01 英5月BRC店頭価格指数
08:50 日4月企業向けサービス価格指数
10:30 豪4月小売売上高
11:00 スリランカ中銀、政策金利発表
13:55 メスター・クリーブランド連銀総裁、日銀主催のイベントで講演[都内]
14:00 日銀・基調的なインフレ率を捕捉するための指標
15:00 独4月卸売物価指数
18:00 イタリア2年債入札
19:00 英5月CBI流通取引調査
21:30 加4月鉱工業製品価格
21:30 加4月原料価格指数
22:00 ベルギー5月企業景況感
22:00 米3月及び1-3月期住宅価格指数
22:00 米3月S&Pケースシラー住宅価格指数
22:15 クノット・オランダ中銀総裁、講演
22:55 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、フォーラムでスピーチ[ロンドン]
23:00 米5月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数
23:30 米5月ダラス連銀製造業活動指数
24:30 米財務省2年債入札
26:00 ハスケル英中銀委員、講演
26:00 米財務省5年債入札
26:05 クックFRB理事、講演