米国金利に注目
2024.05.27
週末24日のニューヨーク外国為替市場では、円相場は1ドル=157円近辺で小動きとなった。午後5時現在は156円91銭と、前日同時刻比01銭の円高・ドル安。週明け27日の米メモリアルデー(戦没者追悼の日)に伴う連休を控えて、積極的な商いが手控えられ、終日にわたって狭いレンジでの取引となった。この日発表された4月の米耐久財受注は前月比0.7%増(市場予想0.8%減=ロイター通信調べ)、米ミシガン大学が発表した5月の消費者景況感指数(確報値)は69.1(同予想=67.5)と、ともに事前予想を上回る内容となったが、相場の反応は一時的だった。
本日は金利に注目。円安基調は当面変わらなそう。ロングで良いか。思い切って大きめのポジションをとるのも良いかも。ただし、ロスカットには気を付けて
テクニカル面では5月22日午後に21日午後高値へ迫り前回ボトムから4日を経過したために21日深夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして24日午後から28日午後にかけての間への上昇と157円台前半試しを想定した。
前々回ボトム 05月16日(153.608)
前回ボトム 05月21日(155.847)
経過日数 2.25日
前々回トップ 05月14日(156.771)
前回トップ 05月21日(156.536)
経過日数 2.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:157.95-158.00円(5/1高値圏&2σ上限ライン)
第6レジスタンス:157.80-85円(4/30高値圏など)
第5レジスタンス:157.55-60円(ピボットS2など)
第4レジスタンス:157.50-55円(レート節目など)
第3レジスタンス:157.20-25円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:157.15-20円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:157.00-05円(心理的節目など)
NY引け値:156.90円(+0.14円)
第1サポート:156.80-85円(前日3時台安値圏&60分足20本基準線)
第2サポート:156.75-80円(1σ上限ラインなど)
第3サポート:156.65-70円(前日11時台安値圏など)
第4サポート:156.50-55円(前日安値圏&ピボットB1)
第5サポート:156.45-50円(5/23/2時台安値圏&75時間移動平均線)
第6サポート:156.35-40円(5/22/22時台安値圏&90時間移動平均線)
第7サポート:156.25-30円(5/22/15時台安値圏など)
経済指標
09:00 植田日銀総裁、日銀金融研究所主催の国際コンファランスで開会の挨拶
10:30 中国4月工業利益
11:00 内田日銀副総裁、国際コンファランスで基調講演
12:40 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演
14:00 日3月景気動向調査[改定値]
15:00 日4月工作機械受注[確報]
16:00 トルコ5月景気動向指数
16:00 トルコ5月設備稼働率
17:00 独5月Ifo景気動向指数
17:30 香港4月貿易収支
20:00 レーンECB理事、講演
22:00 イスラエル中銀、政策金利発表