株価と金利に注目
2024.05.24
23日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、堅調な米経済指標を受けて円売り・ドル買いが優勢となり、1ドル=157円近辺に下落した。午後5時現在は156円92銭と、前日同時刻比15銭の円安・ドル高。
本日は株価と金利に注目。引き続き、米国株と債券の動向次第だが日米金利差が意識され円安傾向か。
テクニカル面では5月16日午前安値をサイクルボトムとして17日夜から21日夜にかけての間への上昇と5月14日夜高値(156.771)試しを想定してきたが、21日夜に弱気転換目安とした155.85円を割り込んだために22日朝時点では21日午後高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとした。ボトム形成期を21日深夜から23日午前にかけての間として21日深夜安値(155.847)割れからは155円前後試しとしたが、すでに前回ボトムから3日半を経過していたため反騰入り注意とした。 22日午後に21日午後高値に迫り前回ボトムから4日を経過したため、21日深夜安値を割り込む場合は新たな弱気サイクル入りとするのを妥当とみて21日深夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして24日午後から28日午後にかけての間への上昇と157円台前半試しを想定する。
前々回ボトム 05月10日(155.270)
前回ボトム 05月16日(153.608)
経過日数 1.25日
前々回トップ 05月09日(155.952)
前回トップ 05月14日(156.771)
経過日数 2.75日
![](https://jp.virtueforex.com/wp-content/uploads/2024/05/2024-05-19-164220.png)
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:156.00-05円(基準線&心理的節目)
第6レジスタンス:155.95-156.00円(5/9高値圏など)
第5レジスタンス:155.90-95円(5/10高値圏&4/29-5/14レジスタンス)
第4レジスタンス:155.80-85円(5/15/22時台高値圏など)
第3レジスタンス:155.65-70円(5/8高値圏&90時間移動平均線)
第2レジスタンス:155.50-55円(前日高値圏&レート節目)
第1レジスタンス:155.40-45円(前日5時台高値圏&200時間移動平均線)
NY引け値:155.37円(+0.51円)
第1サポート:155.15-20円(転換線&前日24時台安値圏)
第2サポート:155.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:154.85-90円(60分足20本基準線など)
第4サポート:154.60-65円(前日21時台安値圏など)
第5サポート:154.50-55円(5/8安値圏&レート節目)
第6サポート:154.10-15円(1σ下限ライン&ピボットB1)
第7サポート:154.00-05円(心理的節目など)
経済指標
07:00 チリ中銀、政策金利発表
07:00 NZ5月ANZ消費者信頼感
07:45 NZ4月貿易収支
08:01 英5月GFK消費者信頼感
08:30 日4月全国消費者物価指数
14:00 シンガポール4月鉱工業生産
14:30 日4月全国百貨店売上高
15:00 英4月小売売上高
15:00 独1-3月期GDP統計[確報]
15:45 仏5月INSEE企業景況感
15:45 仏5月生産アウトルック指数
16:45 ジョルダン・スイス中銀総裁、講演
17:20 台湾4月マネーサプライ
18:15 ヴァスレ・スロベニア中銀総裁、ミュラー・エストニア中銀総裁、パネル討論会に参加
18:15 ナーゲル独連銀総裁、リンドナー独財務相、G7で講演[イタリア・ストレーザ]
21:30 加3月小売売上高
21:30 米4月耐久財受注[速報]
22:35 ウォラーFRB理事、講演
23:00 米5月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報]
24:25 センテノ・ポルトガル中銀総裁、パネル討論会に参加