米1月小売売上高に注目

2024.01.17

2024年1月17日(水)デイリーマーケット分析 from trading desk

連休明け16日午前のニューヨーク外国為替市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言をきっかけに早期利下げ観測が後退する中、円売り・ドル買いが進行し、円相場は一時1ドル=147円19銭近辺まで下落した。147円台を付けたのは昨年12月上旬以来約1カ月ぶりの安値水準。午前11時15分現在は147円00銭と、前営業日の12日午後5時比2円13銭の大幅な円安・ドル高。

 

本日の戦略:米1月小売売上高に注目

本日は米1月小売売上高。ドル高円安基調の復活がみえてきた

 

テクニカル面では1月11日夜高値をサイクルトップとして12日午前から16日昼にかけての間への下落と144円台前半試しを想定していたが、13日未明からのジリ高を続けて前回ボトムから4日を経過したので15日午後時点では13日未明安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして16日夜から18日夜にかけての間への上昇と1月11日夜高値(146.409)試しを想定した。  16日朝時点では11日夜高値超えからは147円試しとしたが、16日午後に11日夜高値へ迫っているのでまだ上昇途中とみる。

 

前々回ボトム 01月04日(142.844)

前回ボトム  01月09日(143.422)

経過日数   3.25日

 

前々回トップ 01月05日(145.965)

前回トップ  01月11日(146.409)

経過日数   0.75日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。

 

第7レジスタンス:146.20-25円(先行スパンなど)

第6レジスタンス:146.15-20円(12/12高値圏など)

第5レジスタンス:146.00-05円(2σ上限ライン&ピボットS1)

第4レジスタンス:145.95-146.00円(1/5高値圏&12/13高値圏)

第3レジスタンス:145.80-85円(1/10高値圏など)

第2レジスタンス:145.55-60円(前日19時台高値圏&60分足20本基準線)

第1レジスタンス:145.50-55円(前日15時台高値圏など)

 

NY引け値:145.26円(-0.48円)

 

第1サポート:145.25-30円(前日安値圏など)

第2サポート:145.00-05円(心理的節目など)

第3サポート:144.90-95円(75時間移動平均線など)

第4サポート:144.85-90円(ピボットB1など)

第5サポート:144.75-80円(1/10/19時台安値圏など)

第6サポート:144.65-70円(1/10/14時台安値圏など)

第7サポート:144.60-65円(1σ上限ラインなど)

 

経済指標

16:00 英12月消費者物価指数

16:00 英12月小売物価指数

16:00 英12月生産者物価指数

16:20 インドネシア中銀、政策金利発表

16:45 仏11月財政収支

17:35 ヴァスレ・スロベニア中銀総裁、講演

18:15 シムクス・リトアニア中銀総裁、講演

18:30 英11月ONS住宅価格

19:00 ユーロ圏12月消費者物価指数[改定値]

19:30 ドイツ独30年債入札

20:00 南ア11月小売売上高

20:30 トルコ11月住宅価格指数

20:30 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演

20:30 イギリス10年債入札

21:00 米MBA住宅ローン申請指数

21:15 クノット・オランダ中銀総裁、、WEF[世界経済フォーラム]のセッションに参加[ダボス]

22:30 加11月国際証券取扱高

22:30 加12月鉱工業製品価格

22:30 加12月原料価格指数

22:30 米12月小売売上高

22:30 米12月輸出入物価指数

22:55 米レッドブック週間小売売上高

23:00 バーFRB副議長、サイバーリスクに関する会議で講演

23:00 ボウマンFRB理事、講演

23:15 米12月鉱工業生産

23:15 米12月設備稼働率

24:00 米11月企業在庫

24:00 米1月NAHB住宅市場指数

24:15 ラガルドECB総裁、WEFのセッションに参加

27:00 米財務省20年債入札

27:30 ナーゲル独連銀総裁、講演[ダボス]

28:00 米地区連銀経済報告[ベージュブック]

29:00 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、ニューヨーク連銀のイベントで講演

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