円安・円高が一進一退
2023.10.25
24日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の高止まりを背景にやや円安・ドル高基調となり、円相場は1ドル=149円台後半を弱含みに推移した。午後5時現在は149円85銭と、前日同時刻比20銭の円安・ドル高。
本日も特に重要な経済指標はない。150円に近づく展開。引き続き円安基調か。ただしそろそろ円高になる可能性もある。
テクニカル面では10月17日夜安値をサイクルボトムとして18日午前から20日午前にかけての間への上昇を想定していたが、20日夕刻に144.99円を付けてからいったん反落して前回サイクルトップから5日を経過したため、23日朝時点では20日夕高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとした。
前々回ボトム 10月10日(148.163)
前回ボトム 10月17日(148.804)
経過日数 2.75日
前々回トップ 10月10日(149.400)
前回トップ 10月13日(149.825)
経過日数 5.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.25-30円(2022年10/20高値圏など)
第6レジスタンス:150.20-25円(2σ上限ライン&ピボットHBOP)
第5レジスタンス:150.15-20円(10/3高値圏など)
第4レジスタンス:150.10-15円(ピボットS2など)
第3レジスタンス:149.95-150.00円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:149.90-95円(10/18高値圏&ピボットS1)
第1レジスタンス:149.85-90円(前日3時台高値圏など)
NY引け値:149.92円(0.08円)
第1サポート:149.75-80円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:149.65-70円(前日安値圏など)
第3サポート:149.60-65円(ピボットB1など)
第4サポート:149.50-55円(レート節目&ピボットB2)
第5サポート:149.45-50円(10/18安値圏など)
第6サポート:149.35-40円(10/16安値圏&200時間移動平均線)
第7サポート:149.30-35円(20日基準線など)
経済指標
09:30 豪7-9月期消費者物価指数
14:00 日8月景気動向調査[改定値]
14:00 日9月全国スーパー売上高
15:30 十倉経団連会長、記者会見
16:00 トルコ10月景気動向指数
16:00 トルコ10月設備稼働率
17:00 スイス10月クレディスイス景気期待指数
17:00 独10月Ifo景気動向指数
17:00 ユーロ圏9月マネーサプライ
18:00 イタリア2年債入札
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
22:00 ベルギー10月企業景況感
23:00 カナダ中銀、政策金利発表
23:00 米9月新築住宅販売件数
23:30 EIA週間石油在庫統計
24:00 カナダ中銀、記者会見
24:30 米財務省2年変動利付債入札
26:00 米財務省5年債入札