米金利と株価に注目
2024.10.28
週末25日のニューヨーク外国為替市場では、衆院選の結果が注視される中、米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=152円台前半に下落した。午後5時現在は152円37銭と、前日同時刻比48銭の円安・ドル高。
本日は金利と株価に注目。引き続き円安の流れが強いか
テクニカル面では、10月21日昼安値をサイクルボトムとして23日未明から25日早朝にかけての間への上昇と153円試しを想定してきたが、24日朝時点ではすでに弱気サイクル入りしている可能性があるとして152.30円割れから弱気サイクル入りとし、24日午後への続落で152.20円を割り込んだため、23日夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして24日夕から28日昼にかけての間への下落を想定し、25日朝時点では151円前後試しとした。 25日午後へ安値を切り下げているのでまだ下落余地ありとするが、前回ボトムから4日を経過したので152.30円超えを強気転換注意とし、152.50円超えからは強気サイクル入りとして28日夜から30日夜にかけての間への上昇と153円前後試しを想定する。
前々回ボトム 10月16日(148.874)
前回ボトム 10月21日(149.093)
経過日数 4.25日
前々回トップ 10月18日(150.311)
前回トップ 10月23日(153.182)
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:153.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:152.80-85円(前日高値圏など)
第5レジスタンス:152.55-60円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:152.50-55円(レート節目など)
第3レジスタンス:152.30-35円(前日21時台高値圏など)
第2レジスタンス:152.00-05円(心理的節目&60分足20本基準線)
第1レジスタンス:151.90-95円(前日4時台高値圏など)
NY引け値:151.81円(-0.93円)
第1サポート:151.75-80円(遅行スパン支持&75時間移動平均線)
第2サポート:151.55-60円(前日安値圏など)
第3サポート:151.45-50円(90時間移動平均線など)
第4サポート:151.40-45円(200日移動平均線&200時間移動平均線)
第5サポート:151.30-35円(1σ上限ライン&ピボットB1)
第6サポート:151.00-05円(転換線&心理的節目)
第7サポート:150.95-151.00円(10/23安値圏など)
経済指標
17:30 香港9月貿易収支
18:00 ウンシュ・ベルギー中銀総裁、講演
19:00 英10月CBI流通取引調査
23:30 米10月ダラス連銀製造業活動指数