2024.06.26
25日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇や米早期利下げ観測の後退などを背景に円売り・ドル買いの流れが続き、円相場は1ドル=159円台後半で軟調に推移した。午後5時現在は159円71銭と、前日同時刻比09銭の円安・ドル高。
本日は米5月新築住宅販売件数に注目か。引き続き160円にもう少し。長期でロングが良いだろう。ショートはかなり短い時間で決済がよいか
テクニカル面では、6月6月14日高値を起点として三角持ち合いを形成したために20日午後時点では19日夕安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとして21日夕から25日夕にかけての間への上昇と159円台後半試しを想定したが、24日夜に弱気転換目安とした159.25円をいったん割り込んだため、25日朝時点では24日午前高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとし、ボトム形成期を24日夜安値を含めて26日夕にかけての間として24日夜安値(158.714)割れからは158円試しとした。 25日の日中も高値更新へ進めずにいるのでまだ下落余地ありとするが、24日午前高値(159.922)超えからは新たな強気サイクル入りとして27日午前から7月1日午前にかけての間への上昇と160.0円台中盤試しを想定する。
前々回ボトム 06月14日(156.885)
前回ボトム 06月19日(157.610)
経過日数 2.0日
前々回トップ 06月14日(158.256)
前回トップ 06月18日(158.222)
経過日数 3.0日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:160.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:159.95-160.00円(3σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:159.60-65円(ピボットS2など)
第4レジスタンス:159.50-55円(レート節目など)
第3レジスタンス:159.25-30円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:159.00-05円(2σ上限ライン&心理的節目)
第1レジスタンス:158.90-95円(前日高値圏など)
NY引け値:158.91円(+0.84円)
第1サポート:158.70-75円(前日3時台安値圏など)
第2サポート:158.50-55円(レート節目&60分足20本基準線)
第3サポート:158.20-25円(前日21時台安値圏&ピボットB1)
第4サポート:158.05-10円(前日16時台安値圏など)
第5サポート:158.00-05円(1σ上限ライン&75時間移動平均線)
第6サポート:157.95-158.00円(90時間移動平均線など)
第7サポート:157.90-95円(前日安値圏など)
経済指標
08:30 ケント豪中銀総裁補、講演
09:30 豪5月ウエストパック景気先行指数
14:00 シンガポール5月鉱工業生産
15:00 独7月GFK消費者信頼感
15:45 仏6月INSEE[フランス国立統計経済研究所]消費者信頼感指数
17:00 スイス6月UBS消費指数
18:30 レーン・フィンランド中銀総裁、講演
19:00 パネッタ伊中銀総裁、講演
19:40 レーンECB理事、講演
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
20:45 カザークス・ラトビア中銀総裁、パネル討論会に参加
23:00 米5月新築住宅販売件数
23:30 EIA週間石油在庫統計
26:00 米財務省5年債入札