バーFRB副議長の発言に注目
2024.05.20
週末17日のニューヨーク外国為替市場では、米利下げ観測の後退を背景に、それまでの円買い・ドル売りを巻き戻す動きが継続し、円相場は1ドル=155円台後半に下落した。午後5時現在は155円69銭と、前日同時刻比24銭の円安・ドル高。
本日はバーFRB副議長の発言に注目。為替介入の可能性が低い中、日米金利差が意識され円安傾向か。
テクニカル面では5月14日夜高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとして15日夕から17日午前にかけての間への下落を想定していたが、16日午後時点では前回ボトムから4日半を経過したので154.65円超えから強気サイクル入りとし、16日夜に154.65円を超え155.50円台へ続伸したため、17日朝時点では16日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして17日夜から21日夜にかけての間への上昇と5月14日夜高値(156.771)試しを想定。
前々回ボトム 05月10日(155.270)
前回ボトム 05月16日(153.608)
経過日数 1.25日
前々回トップ 05月09日(155.952)
前回トップ 05月14日(156.771)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:156.00-05円(基準線&心理的節目)
第6レジスタンス:155.95-156.00円(5/9高値圏など)
第5レジスタンス:155.90-95円(5/10高値圏&4/29-5/14レジスタンス)
第4レジスタンス:155.80-85円(5/15/22時台高値圏など)
第3レジスタンス:155.65-70円(5/8高値圏&90時間移動平均線)
第2レジスタンス:155.50-55円(前日高値圏&レート節目)
第1レジスタンス:155.40-45円(前日5時台高値圏&200時間移動平均線)
NY引け値:155.37円(+0.51円)
第1サポート:155.15-20円(転換線&前日24時台安値圏)
第2サポート:155.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:154.85-90円(60分足20本基準線など)
第4サポート:154.60-65円(前日21時台安値圏など)
第5サポート:154.50-55円(5/8安値圏&レート節目)
第6サポート:154.10-15円(1σ下限ライン&ピボットB1)
第7サポート:154.00-05円(心理的節目など)
経済指標
04:30 パウエルFRB議長、ジョージタウン大学の卒業式で講演
08:01 英5月ライトムーブ住宅価格
13:30 日3月第三次産業活動指数
14:00 日4月コンビニエンスストア売上高
17:00 台湾4月輸出受注
17:20 台湾1-3月期経常収支
17:30 香港4月失業率
21:45 ボスティック・アトランタ連銀総裁、アトランタ連銀の金融市場会議で歓迎の挨拶
22:00 バーFRB副議長[銀行監督担当]、講演