様子をみながらポジションに余裕を持たせロング
2023.12.04
週末1日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の急低下を背景とした円買い・ドル売りが加速し、円相場は1ドル=146円台後半に上昇した。午後5時現在は146円75銭と、前日同時刻比1円41銭の大幅な円高・ドル安。
本日は特に重要な経済指標はない。円高調整が続いている。基本円安予想だが少し様子を見てもいいかもしれない。ポジションに余裕を持ってロングが良いか。
テクニカル面では11月28日午前安値を底割れしたことによる弱気サイクル入りとして146円試しを想定していたが、29日夜の反発で148円へ迫ったため、30日朝時点では29日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとし、トップ形成期を29日夜から12月4日午前にかけての間として29日夜高値(147.902)超えからは148円台中盤試しとした。30日の日中は底割れを回避していたが夜に148.50円超えへ戻したため、上値目途を149円前後試しへ引き上げる。
前々回ボトム 11月24日(149.198)
前回ボトム 11月29日(146.664)
経過日数 1.75日
前々回トップ 11月23日(149.747)
前回トップ 11月27日(149.668)
経過日数 3.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:149.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:148.80-85円(11/28高値圏&ピボットS1)
第5レジスタンス:148.70-75円(75日移動平均線など)
第4レジスタンス:148.50-55円(前日高値圏&レート節目)
第3レジスタンス:148.45-50円(200時間移動平均線など)
第2レジスタンス:148.25-30円(1σ下限ライン&前日5時台高値圏)
第1レジスタンス:148.20-25円(転換線など)
NY引け値:148.17円(+0.95円)
第1サポート:148.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:147.90-95円(90日移動平均線&90時間移動平均線)
第3サポート:147.70-75円(60分足先行スパン&前日1時台安値圏)
第4サポート:147.50-55円(レート節目など)
第5サポート:147.20-25円(前日22時台安値圏など)
第6サポート:147.15-20円(ピボットB1など)
第7サポート:147.00-05円(心理的節目など)
経済指標
08:50 日11月マネタリーベース
09:30 豪7-9月期企業営業利益
09:30 日銀「金融政策の多角的レビュー」に関するワークショップの第1回会合開催
09:30 豪10月持家住宅ローン件数
16:00 独10月貿易収支
16:00 トルコ11月消費者物価指数
16:00 トルコ11月生産者物価指数
16:30 スイス11月消費者物価指数
18:30 ユーロ圏12月投資家信頼感指数
23:00 ラガルドECB総裁、講演[パリ]
24:00 米10月製造業受注指数
24:00 米10月耐久財受注[確報]