大規模な為替介入はできないか
2023.10.23
週末20日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の高止まりが続く中、円売り・ドル買いが進み、円相場は1ドル=149円台後半に下落した。午後5時現在は149円92銭と、前日同時刻比8銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な経済指標はない。為替介入を警戒しているのかじりじりの円安にとどまっている。しかし、為替介入を大規模ではできないと予想。引き続きロングポジションで良いだろう。
テクニカル面では10月17日夜に一時的な急落で149円を割り込んでから18日未明への反騰で13日午前高値を上抜いたため、18日朝時点では17日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして18日午前から20日午前にかけての間への上昇と150.0円台中盤試しを想定した。20日午後に高値を更新しているためサイクルトップ形成期の延長入りか、20日朝安値を直近のサイクルボトムとして新たな強気サイクル入りしている可能性もあるためまだ上昇余地ありとする
前々回ボトム 10月10日(148.163)
前回ボトム 10月17日(148.804)
経過日数 2.75日
前々回トップ 10月10日(149.400)
前回トップ 10月13日(149.825)
経過日数 5.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.25-30円(2022年10/20高値圏など)
第6レジスタンス:150.20-25円(2σ上限ライン&ピボットHBOP)
第5レジスタンス:150.15-20円(10/3高値圏など)
第4レジスタンス:150.10-15円(ピボットS2など)
第3レジスタンス:149.95-150.00円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:149.90-95円(10/18高値圏&ピボットS1)
第1レジスタンス:149.85-90円(前日3時台高値圏など)
NY引け値:149.92円(0.08円)
第1サポート:149.75-80円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:149.65-70円(前日安値圏など)
第3サポート:149.60-65円(ピボットB1など)
第4サポート:149.50-55円(レート節目&ピボットB2)
第5サポート:149.45-50円(10/18安値圏など)
第6サポート:149.35-40円(10/16安値圏&200時間移動平均線)
第7サポート:149.30-35円(20日基準線など)
経済指標
10:30 財務省政策評価懇談会
14:00 シンガポール9月消費者物価指数
16:00 トルコ10月消費者信頼感
16:00 スイス9月マネーサプライ
17:00 台湾9月鉱工業生産
17:00 台湾9月失業率
21:30 米9月シカゴ連銀全米活動指数
22:00 イスラエル中銀、政策金利発表
23:00 ユーロ圏10月消費者信頼感[速報]