株価と金利動向に注意。引き続き円安か
2023.06.20
19日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、日米金利差拡大観測を背景に一時1ドル=141円95銭前後まで上伸し、昨年11月以来約7カ月ぶりの高値を付けた。その後は株安を受けて下落する場面もみられたが、終盤にかけて持ち直した。午後5時現在は、141円83銭と前週末比69銭のドル高・円安。
本日は特に重要な経済指標はない。アメリカ株式市場が再開。株価の動きに左右されそう。
16日午後時点では乱調な展開に注意し、141円超えからは強気転換注意として15日夕高値(141.497)試しとしたが、16日深夜に15日夕高値を超えて17日早朝へ続伸したため、16日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りと改めて20日午後から22日夕にかけての間への上昇と143円試しを想定する。
前々回ボトム 06月09日(138.761)
前回ボトム 06月15日(139.285)
経過日数 1.75日
前々回トップ 06月14日(140.299)
前回トップ 06月15日(141.497)
経過日数 1.0日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:141.15-20円(ピボットS1など)
第7レジスタンス:141.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:140.90-95円(5/30高値圏など)
第5レジスタンス:140.80-85円(2σ上限ラインなど)
第4レジスタンス:140.70-75円(5/26高値圏&60分足20本基準線)
第3レジスタンス:140.65-70円(前日24時台高値圏など)
第2レジスタンス:140.45-50円(6/5高値圏など)
第1レジスタンス:140.30-35円(6/13高値圏など)
NY引け値:141.82円(+1.57円)
第1サポート:140.15-20円(前日23時台安値圏など)
第2サポート:140.10-15円(転換線など)
第3サポート:140.05-10円(75時間移動平均線など)
第4サポート:139.95-140.00円(前日安値圏など)
第5サポート:139.70-75円(200時間移動平均線など)
第6サポート:139.65-70円(20日基準線など)
第7サポート:139.60-65円(ピボットB1など)
第8サポート:139.50-55円(レート節目など)
経済指標
06:00 NZ4-6月期ウエストパック消費者信頼感
07:00 チリ中銀、政策金利発表
10:30 豪中銀理事会議事録[6月]
10:35 ケント豪中銀総裁補、パネル討論会参加
12:30 ブロック豪中銀副総裁、講演
13:30 日4月鉱工業生産[確報]
13:30 日4月設備稼働率指数
14:00 日5月コンビニエンスストア売上高
15:00 日5月工作機械受注[確報]
15:00 スイス5月貿易収支
15:00 独5月生産者物価指数
16:00 南ア5月景気先行指数
17:00 台湾5月輸出受注
17:00 ユーロ圏4月経常収支
17:00 レーン・フィンランド中銀
総裁、フィンランド経済の見通しについて講演17:30 香港5月消費者物価指数
17:30 伊4月経常収支
18:00 ユーロ圏4月建設支出
18:00 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演
18:30 ドイツ2年債入札
19:30 ブラード・セントルイス連銀総裁、バルセロナ・スクール・オブ・エコノミクス主催の会議でプレゼンテーション
21:00 ハンガリー中銀、政策金利発表
21:30 米5月住宅着工件数
21:30 米5月建設許可件数
21:55 米レッドブック週間小売売上高
23:30 シムクス・リトアニア中銀総裁、講演
24:45 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、討論会に参加