米国株価と金利に注目
2024.10.07
週末4日のニューヨーク外国為替市場では、9月の米雇用統計が市場予想を大きく上回ったことを受けて円売り・ドル買いが加速、円相場は一時1ドル=149円01銭と、8月中旬以来約1カ月半ぶりの安値まで下落した。午後5時現在は148円68銭と、前日同時刻比1円66銭の大幅な円安・ドル高。
本日は米国株価と金利に注目。昨日は大きく円安に振れた。引き続き円安の流れか
テクニカル面では、10月2日夜に1日午後高値を超えてからの大幅上昇で9月27日午後高値も超えたために3日朝時点では30日午後安値をボトムとした強気サイクルの継続として4日午後にかけての間への上昇を想定し、3日午後時点では147円台後半試しとしたが、3日午前高値の後を146円台後半中心の揉み合いとしたために4日朝時点では146円割れから弱気サイクル入りとした。 4日午後に146円を割り込んだため、3日午前高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとし、ボトム形成期を4日午後から7日午後にかけての間として145.50円割れからは144円台後半試しとする。 ただし、3日午前高値超えからは新たな強気サイクル入りとして8日午前から10日午前にかけての間への上昇と148円前後試しを想定する。
前々回ボトム 09月20日(141.740)
前回ボトム 09月25日(142.894)
経過日数 2.5日
前々回トップ 09月24日(144.691)
前回トップ 09月27日(146.489)
経過日数 0.1日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:145.80-85円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:145.55-60円(9/4高値圏など)
第5レジスタンス:145.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:145.30-35円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:145.20-25円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:145.00-05円(前日12時台高値圏&心理的節目)
第1レジスタンス:144.90-95円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:144.79円(+0.06円)
第1サポート:144.75-80円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:144.70-75円(60分足20本基準線など)
第3サポート:144.50-55円(前日4時台安値圏&レート節目)
第4サポート:144.45-50円(前日9時台安値圏など)
第5サポート:144.20-25円(ピボットB1など)
第6サポート:144.10-15円(前日安値圏&75時間移動平均線)
第7サポート:144.00-05円(心理的節目など)
経済指標
14:00 日8月景気動向指数[速報]
14:00 日銀地域経済報告[さくらリポート、10月]
15:00 南ア9月末外貨準備高
15:00 独8月製造業受注
15:00 英9月ハリファックス住宅価格
16:05 チポローネECB理事、講演
16:45 レーンECB理事、講演[フランクフルト]
17:30 ユーロ圏10月投資家信頼感指数
18:00 ユーロ圏8月小売売上高
20:45 エスクリバ・スペイン中銀総裁、イベントでカピーチ[マドリッド]
26:50 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、質疑応答に参加
28:00 米8月消費者信用残高