21時30分雇用統計に全集中
2024.10.04
3日のニューヨーク外国為替市場では、堅調な米経済指標や米長期金利の上昇を受けて円売り・ドル買いが進み、円相場は1ドル=147円近辺に下落した。午後5時現在は146円92銭と、前日同時刻比51銭の円安・ドル高。
本日は米雇用統計。昨日は大きく円安に振れた。引き続きこの傾向が続くかは雇用統計にかかっているだろう
テクニカル面では、10月1日午後高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとし、1日午後高値(144.513)を上抜く場合は30日午後安値をボトムとした強気サイクルの継続と改めて145円台前半試しとしていたが、2日夜に1日午後高値を超えてからの大幅上昇で9月27日午後高値も超えたため、3日朝時点では30日午後安値をボトムとした強気サイクルの継続とした。トップ形成期は3日早朝から4日午後にかけての間として上値目途を147円台前半試しとした。 3日午前に147円に到達したため午前高値超えからは147円台後半試しとするが、前回サイクルトップから4日を経過したので145.90円割れからは弱気サイクル入りとして3日夕から7日午後にかけての間への下落と145円前後試しを想定する。
前々回ボトム 09月20日(141.740)
前回ボトム 09月25日(142.894)
経過日数 2.5日
前々回トップ 09月24日(144.691)
前回トップ 09月27日(146.489)
経過日数 0.1日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:145.80-85円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:145.55-60円(9/4高値圏など)
第5レジスタンス:145.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:145.30-35円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:145.20-25円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:145.00-05円(前日12時台高値圏&心理的節目)
第1レジスタンス:144.90-95円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:144.79円(+0.06円)
第1サポート:144.75-80円(1σ上限ラインなど)
第2サポート:144.70-75円(60分足20本基準線など)
第3サポート:144.50-55円(前日4時台安値圏&レート節目)
第4サポート:144.45-50円(前日9時台安値圏など)
第5サポート:144.20-25円(ピボットB1など)
第6サポート:144.10-15円(前日安値圏&75時間移動平均線)
第7サポート:144.00-05円(心理的節目など)
経済指標
09:30 香港9月購買部景気指数
10:30 豪8月持家住宅ローン件数
14:00 シンガポール8月小売売上高
14:45 スイス9月失業率
15:30 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[パリ]
15:35 シムカス・リトアニア中銀総裁、カザークス・ラトビア中銀総裁、ミュラー・エストニア中銀総裁が講演[ヴィリニュス]
15:45 仏8月鉱工業生産
15:45 仏8月製造業生産
16:00 センテノ・ポルトガル中銀総裁、会議でスピーチ
16:30 独9月建設業PMI
16:55 ピル英中銀理事、講演
17:30 英9月建設業PMI
19:00 伊8月小売売上高
21:30 米9月雇用統計
23:00 加9月Ivey購買部協会指数