米失業保険件数に注目。
2024.09.12
11日のニューヨーク外国為替市場では、8月の米消費者物価指数(CPI)を受けて大幅な米利下げ観測が後退し、それまでの円買い・ドル売りの流れが一服、円相場は1ドル=142円台前半となった。午後5時現在は142円41銭と、前日同時刻比11銭の円高・ドル安。
本日は米失業保険件数。円高の流れが続くか注目。資金管理には細心の注意を
テクニカル面では、9月6日夜の乱高下からの持ち直しが続いたために10日午後時点では6日深夜安値を直近のサイクルボトムとし、戻り高値切り下がり基調のため142.50円割れからは弱気サイクル入りとしたが、11日未明への下落で142.50円を割り込んだために11日朝時点では9日夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして11日夜から13日深夜にかけての間への下落と141円前後試しを想定した。 11日午後に141円を割り込んだため下値目途を139円台後半へ引き下げるが、142円超えからは強気転換注意として142円台中盤試しとする。
前々回ボトム 08月30日(144.647)
前回ボトム 09月05日(142.854)
経過日数 0.75日
前々回トップ 09月03日(147.196)
前回トップ 09月05日(144.235)
経過日数 0.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:144.15-20円(ピボットS1など)
第6レジスタンス:144.05-10円(1σ下限ラインなど)
第5レジスタンス:144.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:143.90-95円(前日11時台高値圏など)
第3レジスタンス:143.75-80円(前日17時台高値圏など)
第2レジスタンス:143.60-65円(前日21時台高値圏など)
第1レジスタンス:143.50-55円(前日4時台高値圏など)
NY引け値:143.43円(-0.29円)
第1サポート:143.20-25円(前日2時台安値圏など)
第2サポート:143.15-20円(前日8時台安値圏など)
第3サポート:143.05-10円(前日15時台安値圏など)
第4サポート:143.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:142.85-90円(前日安値圏など)
第6サポート:142.75-80円(ピボットB1など)
第7サポート:142.55-60円(2σ下限ラインなど)
経済指標
07:45 NZ8月食品価格指数
08:01 英8月RICS住宅価格指数
08:50 日4-6月期法人企業景気予測調査
08:50 日8月企業物価指数
10:00 豪9月消費者インフレ期待
10:00 田村日銀審議委員、岡山県の金融経済懇談会に出席
14:30 田村日銀審議委員、記者会見[岡山市]
15:00 独8月卸売物価指数
16:00 トルコ7月経常収支
17:00 伊4-6月期失業率[速報]
17:30 香港4-6月期鉱工業生産
17:30 香港4-6月期生産者物価指数
21:00 インド8月消費者物価指数
21:00 インド7月鉱工業生産
21:15 ECB[欧州中央銀行]政策金利発表
21:30 加7月住宅建設許可
21:30 米8月生産者物価指数
21:30 米新規失業保険申請件数
21:45 ラガルドECB総裁、記者会見
27:00 米8月財政収支