米8月フィラデルフィア連銀景況指数。流れが決まるか
2024.08.15
14日のニューヨーク外国為替市場では、7月の消費者物価指数(CPI)を背景に大幅な利下げ期待が後退して円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=147円台前半に下落した。午後5時現在は147円34銭と、前日同時刻比45銭の円安・ドル高。
本日は米8月フィラデルフィア連銀景況指数。円安円高の流れが決まるか
テクニカル面では、8月8日午前安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとして12日午後から14日午後にかけての間への上昇を想定してきたが、14日早朝に弱気転換目安とした146.60円を割り込んだために14日朝時点では12日夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとし、前回ボトムを9日深夜安値としてボトム形成期を14日夜から16日深夜にかけての間として下値目途を144円台後半試しとした。 14日昼に146円を試してから戻しているものの147.50円を超えていないのでまだ一段安余地ありとするが、147.50円超えからは強気転換注意として12日夜高値(148.222)試しとし、高値更新からは強気サイクル入りとして15日夜から19日夜にかけての間への上昇と149円前後試しを想定する。
前々回ボトム 08月05日(141.688)
前回ボトム 08月08日(145.422)
経過日数 1.75日
前々回トップ 08月01日(150.891)
前回トップ 08月07日(147.904)
経過日数 2.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:147.55-60円(前日12時台高値圏など)
第6レジスタンス:147.50-55円(8/8高値圏&ピボットS1)
第5レジスタンス:147.40-45円(1σ下限ラインなど)
第4レジスタンス:147.30-35円(前日17時台高値圏など)
第3レジスタンス:147.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:146.90-95円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:146.75-80円(前日2時台高値圏など)
NY引け値:146.62円(-0.57円)
第1サポート:146.55-60円(前日4時台安値圏など)
第2サポート:146.50-55円(レート節目など)
第3サポート:146.40-45円(90時間移動平均線など)
第4サポート:146.25-30円(前日安値圏など)
第5サポート:145.95-146.00円(8/8/20時台安値圏&ピボットB1)
第6サポート:145.60-65円(8/8/16時台安値圏など)
第7サポート:145.50-55円(レート節目など)
経済指標
07:45 NZ7月食品価格指数
08:50 日4-6月期GDP統計[一次速報]
10:00 豪8月消費者インフレ期待
10:30 中国7月新築住宅価格
10:30 豪7月雇用統計
11:00 中国7月小売売上高
11:00 中国7月鉱工業生産
11:00 中国7月固定資産投資
13:30 日6月鉱工業生産[確報]
13:30 日6月設備稼働率指数
15:00 英4-6月期GDP統計[速報]
15:00 英6月商品貿易収支
15:00 英6月鉱工業生産
15:00 英6月製造業生産
15:00 英6月建設支出
15:00 英6月サービス業指数
15:30 スイス7月生産者輸入価格
16:00 フィリピン中銀、政策金利発表
17:00 ノルウェー中銀、政策金利発表
21:30 加6月卸売売上高
21:30 米8月ニューヨーク連銀製造業景況指数
21:30 米8月フィラデルフィア連銀景況指数
21:30 米7月小売売上高
21:30 米7月輸入物価指数
21:30 米7月輸出物価指数
21:30 米新規失業保険申請件数
22:00 加7月中古住宅販売件数
22:10 ムサレム・セントルイス連銀総裁、経済、政策について話す講演
22:15 米7月鉱工業生産
22:15 米7月設備稼働率
23:00 米7月企業在庫
23:00 米8月NAHB住宅市場指数
25:00 南ア中銀のクガニャゴ総裁、講演
26:10 ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、講演
29:00 米6月対米証券投資