米国決算と株価・金利に注目
2024.05.22
21日のニューヨーク外国為替市場では、米連邦準備制度理事会による年内利下げ回数を巡る不透明感や米長期金利の低下などを背景に不安定な値動きとなったあと、円相場は1ドル=156円台前半でもみ合いとなった。午後5時現在は156円15銭と、前日同時刻比7銭の円高・ドル安。
本日は米国株価と金利に注目。引き続き、米国株と債券の動向次第だが日米金利差が意識され円安傾向か。
テクニカル面では5月16日夜に強気転換目安とした154.65円を超えたために17日朝時点では16日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして17日夜から21日夜にかけての間への上昇と5月14日夜高値(156.771)試しを想定した。 21日午後へ高値を伸ばしたもののその後は失速気味で前回サイクルトップから4日半を経過したのですでにサイクルトップを付けた可能性があると注意し、21日午後高値(156.536)超えからは157円試しとする
前々回ボトム 05月10日(155.270)
前回ボトム 05月16日(153.608)
経過日数 1.25日
前々回トップ 05月09日(155.952)
前回トップ 05月14日(156.771)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:156.00-05円(基準線&心理的節目)
第6レジスタンス:155.95-156.00円(5/9高値圏など)
第5レジスタンス:155.90-95円(5/10高値圏&4/29-5/14レジスタンス)
第4レジスタンス:155.80-85円(5/15/22時台高値圏など)
第3レジスタンス:155.65-70円(5/8高値圏&90時間移動平均線)
第2レジスタンス:155.50-55円(前日高値圏&レート節目)
第1レジスタンス:155.40-45円(前日5時台高値圏&200時間移動平均線)
NY引け値:155.37円(+0.51円)
第1サポート:155.15-20円(転換線&前日24時台安値圏)
第2サポート:155.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:154.85-90円(60分足20本基準線など)
第4サポート:154.60-65円(前日21時台安値圏など)
第5サポート:154.50-55円(5/8安値圏&レート節目)
第6サポート:154.10-15円(1σ下限ライン&ピボットB1)
第7サポート:154.00-05円(心理的節目など)
経済指標
08:00 豪5月製造業/非製造業PMI[速報]
08:00 コリンズ・ボストン連銀総裁とメスター・クリーブランド連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁司会のパネル討論会に参加
08:50 日3月機械受注統計
11:00 ニュージーランド中銀、政策金利発表
15:00 英4月財政収支
15:00 EU4月新車登録台数
15:00 英4月消費者物価指数
15:00 英4月小売物価指数
15:00 英4月生産者物価指数
16:20 インドネシア中銀、政策金利発表
17:00 台湾4月失業率
17:00 南ア4月消費者物価指数
17:30 英3月ONS住宅価格
18:30 ドイツ10年債入札
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:45 ブリーデン英中銀副総裁、講演
22:40 グールズビー・シカゴ連銀総裁、シンポジウムで開会の挨拶
23:00 米4月中古住宅販売件数
23:30 EIA週間石油在庫統計
26:30 エリック・スウェーデン中銀[リクスバンク]総裁、講演
27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]議事録公表[4月30日-5月1日分]