米株と金利に注目
2024.02.14
13日午前のニューヨーク外国為替市場では、1月の米消費者物価指数が市場予想を上回る伸びとなったことをきっかけに米早期利下げ観測が後退する中、円相場は一時1ドル=150円49銭と昨年11月中旬以来約3カ月ぶりに150円台に急落した。午前9時現在は150円40銭と、前日午後5時比1円08銭の大幅な円安・ドル高。
本日は特に重要な指標はない。米株と金利に注目。
テクニカル面では2月7日夜安値をサイクルボトムとして8日深夜から13日未明にかけての間への上昇を想定してきたが、12日午前に弱気転換目安とした9日夜安値へ迫り前回サイクルトップから4日半を経過したので、12日午後時点では9日夕高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとし、高値更新からは新たな強気サイクル入りとした。 13日午後に9日夕高値を上抜いたため、12日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして14日夕から16日夕にかけての間への上昇と150円前後試しを想定する。
前々回ボトム 02月01日(145.897)
前回ボトム 02月07日(147.632)
経過日数 2.25日
前々回トップ 01月31日(147.930)
前回トップ 02月06日(148.891)
経過日数 4.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:149.85-90円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:149.70-75円(2023年11/24高値圏など)
第5レジスタンス:149.65-70円(2023年11/27高値圏など)
第4レジスタンス:149.55-60円(前日高値圏&ピボットS1)
第3レジスタンス:149.50-55円(2σ上限ライン&前日21時台高値圏)
第2レジスタンス:149.45-50円(2/8高値圏など)
第1レジスタンス:149.35-40円(60分足20本基準線など)
NY引け値:149.28円(-0.02円)
第1サポート:149.20-25円(前日16時台安値圏など) 第2サポート:149.10-15円(2/9/3時台安値圏など) 第3サポート:149.00-05円(前日安値圏&ピボットB1) 第4サポート:148.70-75円(75時間移動平均線&ピボットB2) 第5サポート:148.65-70円(2/8/18時台安値圏&1σ上限ライン) 第6サポート:148.50-55円(レート節目など) 第7サポート:148.40-45円(ピボットLBOPなど)
経済指標
05:00 NZ1月REINZ住宅販売
06:45 NZ1月食品価格指数
16:00 英1月消費者物価指数
16:00 英1月小売物価指数
16:00 英1月生産者物価指数
17:00 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、講演
17:30 デギンドスECB副総裁、講演
18:30 英12月ONS住宅価格
19:00 ユーロ圏10-12月期GDP統計[改定値]
19:00 ユーロ圏12月鉱工業生産
19:00 ユーロ圏10-12月期雇用者数[速報]
20:00 南ア12月小売売上高
21:00 米MBA住宅ローン申請指数
23:30 グールズビー・シカゴ連銀総裁、質疑応答イベントに参加[NY]
24:30 EIA週間石油在庫統計
26:00 ナーゲル独連銀総裁、講演