小動きか。明日の雇用統計に注意を
2023.10.05
4日のニューヨーク外国為替市場では、政府・日銀による介入警戒感がくすぶる中、円相場は1ドル=149円ちょうどを挟んで小動きとなった。午後5時現在は149円06銭と、前日同時刻比02銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な経済指標はない。明日の雇用統計を控え様子見か。引き続き資金管理には注意を。
テクニカル面では3日深夜安値から反騰した後は149円を挟んだ揉み合いのため、148.50円割れからは3日深夜安値(147.380)試しとし、底割れからは147円前後試しとするが、149.50円超えからは強気サイクル入りの可能性を優先して3日深夜高値(150.151)試しとし、高値更新からは新たな強気サイクル入りとして6日夜から10日夜にかけての間への上昇と150.50円試しを想定する。
前々回ボトム 09月21日(147.321)
前回ボトム 09月26日(148.776)
経過日数 2.75日
前々回トップ 09月26日(148.184)
前回トップ 09月28日(149.707)
経過日数 1.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:149.90-95円(2022年10/19高値圏&前日14時台高値圏)
第6レジスタンス:149.85-90円(10/2高値圏など)
第5レジスタンス:149.50-55円(75時間移動平均線&レート節目)
第4レジスタンス:149.45-50円(60分足20本基準線&90時間移動平均線)
第3レジスタンス:149.20-25円(60分足先行スパンなど)
第2レジスタンス:149.15-20円(1σ上限ラインなど)
第1レジスタンス:149.00-05円(200時間移動平均線&心理的節目)
NY引け値:148.98円(-0.86円)
第1サポート:148.70-75円(前日4時台安値圏&転換線)
第2サポート:148.50-55円(9/29安値圏&レート節目)
第3サポート:148.25-30円(9/25安値圏&20日基準線)
第4サポート:148.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:147.50-55円(9/22安値圏&レート節目)
第6サポート:147.40-45円(ピボットB1など)
第7サポート:147.30-35円(9/21安値圏&基準線)
経済指標
09:00 NZ9月ANZ商品価格指数
09:30 香港9月購買部景気指数
09:30 豪8月貿易収支
11:00 スリランカ中銀、政策金利発表
14:00 シンガポール8月小売売上高
15:00 独8月貿易収支
15:45 仏8月鉱工業生産
15:45 仏8月製造業生産
16:30 独9月建設業PMI
17:00 台湾9月消費者物価指数
17:30 英9月建設業PMI
18:45 ブロードベント英中銀副総裁、レーンECB理事、パネル討論会に参加
20:30 米9月チャレンジャーレイオフ調査
21:30 加8月国際商品貿易
21:30 米8月貿易収支
21:30 米新規失業保険申請件数
22:00 メスター・クリーブランド連銀総裁、シンポジウムに参加
23:00 加9月Ivey購買部協会指数
23:30 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[パリ]
24:30 バーキン・リッチモンド連銀総裁、経済会合で国内見通しについて講演
25:00 デーリー・サンフランシスコ連銀総裁、講演[NY]