ロングポジションで様子見か
2023.10.03
週明け2日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが先行し、円相場は1ドル=149円台後半に下落した。一時149円88銭と、昨年10月下旬以来約11カ月ぶりの安値を付けた。午後5時現在は149円91銭と、前週末同時刻比51銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な経済指標はないが引き続き円安基調か。ロングポジションで引き続き様子見か。
テクニカル面では9月28日未明高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、29日夕刻に急落してから1円近い反騰で149.50円に迫ったため、10月2日朝時点では29日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして10月3日未明から5日未明にかけての間への上昇と150円台序盤試しを想定した。
前々回ボトム 09月21日(147.321)
前回ボトム 09月26日(148.776)
経過日数 2.75日
前々回トップ 09月26日(148.184)
前回トップ 09月28日(149.707)
経過日数 1.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.55-60円(3σ上限ラインなど)
第6レジスタンス:150.50-55円(レート節目など)
第5レジスタンス:150.25-30円(2022年10/20高値圏など)
第4レジスタンス:150.20-25円(ピボットS2など)
第3レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:149.90-95円(2022年10/19高値圏&ピボットS1)
第1レジスタンス:149.70-75円(前日高値圏&2022年10/24高値圏)
NY引け値:149.30円(+0.05円)
第1サポート:149.45-50円(前日4時台安値圏など)
第2サポート:149.25-30円(60分足20本基準線など)
第3サポート:149.10-15円(前日20時台安値圏など)
第4サポート:149.05-10円(ピボットB1など)
第5サポート:149.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:148.90-95円(60分足先行スパンなど)
第7サポート:148.85-90円(前日安値圏など)
経済指標
08:01 英9月BRC店頭価格指数
08:30 メスター・クリーブランド連銀総裁、講演
08:50 日9月マネタリーベース
09:30 豪8月持家住宅ローン件数
09:30 豪8月住宅建設許可件数
12:30 オーストラリア中銀、政策金利発表
15:00 シムクス・リトアニア中銀総裁、講演
15:10 レーンECB理事、講演
15:30 スイス9月消費者物価指数
15:45 仏8月財政収支
16:00 トルコ9月消費者物価指数
17:35 レーンECB理事、スウェーデン中銀のパネル討論会に参加
18:00 英国30年債入札
21:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁、対話集会に参加
21:45 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[パリ]
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:00 シンガポール9月購買部景気指数
22:00 シンガポール9月電子産業指数
23:00 米8月雇用動態調査[JOLT]
23:00 米10月IBD/TIPP景気楽観指数