米8月消費者信頼感指数に注目
2024.08.27
週明け26日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の下げ一服を背景に円相場は1ドル=144円台半ばに下落した。午後5時現在は144円56銭と、前週末同時刻比11銭の円安・ドル高。
本日は米8月消費者信頼感指数に注目。ただし引き続き米国株価と金利に注目が集まる。9月の利下げがほぼ確定の中、円高圧力が優勢だが円安傾向もみられる。あくまで長期で見ればあくまで日米金利差は広いため円安だろう。
テクニカル面では、8月22日深夜への上昇で146円を超えたために23日朝時点では22日早朝安値を直近のサイクルボトムとし、23日午後時点では145円割れから弱気サイクル入りとしていたが、23日深夜に145円を割り込み24日早朝に22日午前安値も割り込んだために26日朝時点では22日深夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして27日早朝から29日早朝にかけての間への下落と142円台試しを想定した。 26日午前に143.40円台へ続落した後も安値圏にとどまっているのでまだ一段安余地ありとするが、144.50円超えからは強気転換注意として145円試しとする。
前々回ボトム 08月19日(145.182)
前回ボトム 08月22日(144.455)
経過日数 1.5日
前々回トップ 08月16日(149.371)
前回トップ 08月20日(147.340)
経過日数 3.0日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:147.30-35円(8/20高値圏など)
第6レジスタンス:147.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:146.90-95円(転換線&ピボットS1)
第4レジスタンス:146.85-90円(8/21高値圏&200時間移動平均線)
第3レジスタンス:146.50-55円(前日高値圏&レート節目)
第2レジスタンス:146.45-50円(前日2時台高値圏など)
第1レジスタンス:146.35-40円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:146.26円(+1.10円)
第1サポート:146.15-20円(前日4時台安値圏など)
第2サポート:146.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:145.85-90円(60分足先行スパン&75時間移動平均線)
第4サポート:145.80-85円(前日22時台安値圏&60分足20本基準線)
第5サポート:145.55-60円(前日19時台安値圏など)
第6サポート:145.50-55円(レート節目など)
第7サポート:145.20-25円(8/20安値圏&ピボットB1)
経済指標
08:01 英8月BRC店頭価格指数
08:50 日7月企業向けサービス価格指数
10:30 中国7月工業利益
15:00 独4-6月期GDP統計[確報]
17:30 香港7月貿易収支
19:00 英8月CBI流通取引調査
19:45 クノット・オランダ中銀総裁、講演
21:00 ハンガリー中銀、政策金利発表
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:00 米6月及び4-6月期FHFA[米連邦住宅金融局]住宅価格指数
22:00 米6月S&Pケースシラー住宅価格指数
23:00 米8月消費者信頼感指数
23:00 米8月リッチモンド連銀製造業指数
23:00 ナーゲル独連銀総裁、講演