長期金利の動向に注意
2023.04.25
24日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに小幅に反落し、前週末比10銭円安・ドル高の1ドル=134円20~30銭で取引を終えた。欧州市場で円売り・ドル買いが進んだ流れを受け、円は安く推移した。ただ、米国市場では米長期金利が低下し、日米金利差の縮小観測で下げ幅を縮めた。
本日も特に重要な経済指標がない。引き続きアメリカの長期金利に影響される動きが続くだろう。最近は動きが続いているのでそろそろ大きな動きがあってもおかしくない。
テクニカル面では、4月19日夕高値をサイクルトップとして21日夜から25日夜にかけての間への下落を想定していたが、21日夜へ続落したところから1円近い反騰となり前回ボトムから3日を経過したために24日朝時点では21日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクルとして24日午後から26日夕にかけての間への上昇とを想定した。また当初の上値抵抗を19日夕高値(135.119)とし、高値更新からは135円台中盤試しとした。
前々回ボトム 04月13日(132.025)
前回ボトム 04月18日(133.864)
経過日数 2.75日
前々回トップ 04月18日(134.695)
前回トップ 04月19日(135.119)
経過日数 2.0日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:135.10-15円(4/19高値圏&3/15高値圏)
第7レジスタンス:135.00-05円(3/13高値圏&心理的節目)
第6レジスタンス:134.95-135.00円(前日高値圏など)
第5レジスタンス:134.85-90円(前日18時台高値圏&3/14高値圏)
第4レジスタンス:134.75-80円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:134.50-55円(60分足先行スパン&レート節目)
第2レジスタンス:134.40-45円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:134.35-40円(前日4時台高値圏など)
NY引け値:134.21円(-0.46円)
第1サポート:134.00-05円(前日安値圏&1σ上限ライン)
第2サポート:133.95-134.00円(4/19安値圏など)
第3サポート:133.85-90円(4/18安値圏など)
第4サポート:133.80-85円(ピボットB1など)
第5サポート:133.75-80円(200時間移動平均線など)
第6サポート:133.70-75円(4/17安値圏&遅行スパン支持)
第7サポート:133.55-60円(転換線など)
第8サポート:133.50-55円(レート節目など)
経済指標
06:00 NZ3月REINZ住宅販売
08:50 日3月企業向けサービス価格指数
14:00 日3月全国スーパー売上高
15:00 スイス3月貿易収支
15:00 英3月財政収支
16:00 南ア2月景気先行指数
17:30 香港3月貿易収支
18:30 独2年債入札
19:00 英4月CBI企業動向調査
21:00 ハンガリー中銀、政策金利発表
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:00 米2月住宅価格指数
22:00 米2月S&Pケースシラー住宅価格指数
23:00 米4月リッチモンド連銀製造業指数
23:00 米3月新築住宅販売件数
23:00 米4月消費者信頼感指数
26:00 米財務省2年債入札