大きな動きはなさそうだが資金管理には注意。レンジで利益を狙う
2023.03.07
6日のニューヨーク市場で円相場は1ドル=135円95銭と、同日の東京市場の17時時点と比べて18銭円安ドル高で取引を終えた。FRBが当面、金融引き締めを続けるとの見方から円売りドル買いが優勢だった。6日に米長期金利が小幅ながら上昇(価格は下落)したことも円売りドル買いを促した。
本日は特に重要な経済指標はない。引き続き米国株の動き次第だが週内に雇用統計や日銀政策金利会合、パウエルFRB議長の議会証言など重要なイベントが盛りだくさんのため、大きな動きはないかもしれない。ただし、資金管理には注意。
テクニカル面では安値から戻したものの136円を挟んだ揉み合いにとどまっているので6日午後安値(135.370)割れからは134円台後半への下落余地ありとする。前回ボトムから3日を経過したので136.20円超えを強気転換注意とし、136.50円超えからは強気サイクル入りとして7日夜から9日夜にかけての間への上昇と2日夜高値(137.089)試しを想定する。
前々回ボトム 02月24日(134.047)
前回ボトム 03月01日(135.246)
経過日数 0.25日
前々回トップ 02月23日(135.354)
前回トップ 02月28日(136.919)
経過日数 1.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:136.65-70円(ピボットS2など)
第7レジスタンス:136.55-60円(2/27高値圏など)
第6レジスタンス:136.45-50円(3/1高値圏など)
第5レジスタンス:136.40-45円(3/3/1時台高値圏など)
第4レジスタンス:136.25-30円(75時間移動平均線&ピボットS1)
第3レジスタンス:136.15-20円(前日高値圏&90時間移動平均線)
第2レジスタンス:136.05-10円(前日3時台高値圏など)
第1レジスタンス:136.00-05円(心理的節目など)
NY引け値:135.90円(+0.08円)
第1サポート:135.90-95円(200時間移動平均線など)
第2サポート:135.75-80円(3/4/5時台安値圏など)
第3サポート:135.60-65円(前日24時台安値圏など)
第4サポート:135.55-60円(転換線&前日16時台安値圏)
第5サポート:135.40-45円(ピボットB1など)
第6サポート:135.35-40円(前日安値圏など)
第7サポート:135.25-30円(3/1安値圏など)
第8サポート:135.00-05円(90日移動平均線&ピボットB2)
経済指標
08:30 日1月毎月勤労統計
09:01 英2月BRC小売売上高
09:30 豪1月貿易収支
12:30 豪中銀、政策金利発表発表
15:00 南ア2月末外貨準備高
15:45 スイス2月失業率
16:00 英2月ハリファックス住宅価格
16:00 独1月製造業受注
17:00 台湾2月消費者物価指数
17:00 台湾2月卸売物価指数
17:00 台湾2月貿易収支
18:00 ECB消費者予想調査
18:00 南ア10-12月期GDP統計
22:55 米レッドブック週間小売売上高
24:00 米1月卸売在庫[確報]
24:00 米1月卸売売上高
24:00 パウエルFRB議長、上院銀行委員会で半期に1度の議会証言
26:30 ジョルダン・スイス中銀総裁、講演[チューリッヒ]
27:00 米財務省3年債入札
29:00 米1月消費者信用残高