米国GDPと米国失業保険件数に注目。
2023.02.23
22日のニューヨークの円相場は3営業日ぶりに反発し、前日比10銭円高ドル安の1ドル=134円85銭で取引を終えた。前日に昨年12月以来の安値に下落した後で、利益確定の円買いドル売りが優勢だった。半面、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが続くとの見方から円の上値は重かった。
本日の注目は米国GDPと失業保険件数。大幅に予想が外れると円安もしくは円高に大きく振れる可能性あり。ただし米国の利上げ基調に変わりはなく基本は円安基調だろう。
テクニカル面では、2月20日夜安値から持ち直しを続けて前回ボトムから4日半を経過したので21日午後時点では20日夜安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとして22日夜から24日夜にかけての間への上昇を想定し、2月17日夜高値(135.089)超えからは135円台中盤試しとした。22日午後時点では134.20円割れからは弱気サイクル入りとしたものの22日夜の下落では134.20円割れを回避して135円に迫っているのでまだ上昇余地あり。
前々回ボトム 02月10日(129.809)
前回ボトム 02月14日(131.506)
経過日数 3.25日
前々回トップ 02月14日(132.907)
前回トップ 02月17日(135.089)
経過日数 0.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:135.85-90円(ピボットHBOPなど)
第7レジスタンス:135.55-60円(2022年8/8高値圏&2022年6/15高値圏)
第6レジスタンス:135.50-55円(レート節目など)
第5レジスタンス:135.45-50円(ピボットS2など)
第4レジスタンス:135.30-35円(2022年8/10高値圏など)
第3レジスタンス:135.20-25円(2/21高値圏&ピボットS1)
第2レジスタンス:135.05-10円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:134.95-135.00円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:134.90円(-0.07円)
第1サポート:134.75-80円(60分足20本基準線&2/21/2時台安値圏)
第2サポート:134.65-70円(2/22/0時台安値圏など)
第3サポート:134.60-65円(前日4時台安値圏など)
第4サポート:134.55-60円(前日10時台安値圏&90時間移動平均線)
第5サポート:134.45-50円(ピボットB1など)
第6サポート:134.35-40円(前日安値圏など)
第7サポート:134.25-30円(2/21/13時台安値圏など)
第8サポート:134.15-20円(2/21安値圏など)
経済指標
09:30 豪10-12月期民間設備投資
14:00 シンガポール1月消費者物価指数
17:00 台湾1月鉱工業生産
17:30 香港1月消費者物価指数
18:30 南ア1月生産者物価指数
18:30 マン英中銀委員、講演
19:00 ユーロ圏1月消費者物価指数[改定値]
19:45 カンリフ英中銀副総裁、講演
20:00 英2月CBI流通取引調査
20:00 トルコ中銀、政策金利発表
22:30 米1月シカゴ連銀全米活動指数
22:30 米10-12月期GDP統計[改定値]
22:30 米新規失業保険申請件数
24:50 ボスティック・アトランタ連銀総裁、講演
25:00 EIA週間石油在庫統計
25:00 米カンザスシティ連銀2月製造業活動指数
27:00 米財務省7年債入札
28:00 カンリフ英中銀副総裁、講演