米国株に左右されそうだが基本円安基調か
2023.01.23
23日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=129円37銭と前週末17時時点と比べて49銭の円安ドル高。日銀の政策修正観測がいったん後退し、これまで積み上がった円の買い持ち高を解消する動きが出た。米利上げが当面続くとの見方も円相場を押し下げている。
本日は特に重要な経済指標はない。米国株の動向に左右されそう。また日銀の金利変更がとりあえず1カ月なさそうなので円安に振れやすい環境だろう。11月から一気に20円以上の円高が進んだのでそろそろ巻き戻しもありそう。
テクニカル面では 20日深夜へ続伸してから21日早朝へ1円を超える反落となったため既にトップを付けた可能性があると注意し、129円以上での推移中は130円超えから上昇再開と132円試しとする。
前々回ボトム 01月09日(131.305)
前回ボトム 01月16日(127.226)
経過日数 0.75日
前々回トップ 01月06日(134.765)
前回トップ 01月11日(132.870)
経過日数 3.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:130.60-65円(前日高値圏&ピボットS1)
第7レジスタンス:130.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:130.25-30円(前日21時台高値圏など)
第5レジスタンス:130.20-25円(1/6-1/18レジスタンスラインなど)
第4レジスタンス:130.00-05円(転換線&心理的節目)
第3レジスタンス:129.95-130.00円(前日2時台高値圏など)
第2レジスタンス:129.70-75円(1/20/19時台高値圏など)
第1レジスタンス:129.60-65円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:129.52円(+1.11円)
第1サポート:129.50-55円(60分足先行スパン&200時間移動平均線)
第2サポート:129.40-45円(前日6時台安値圏など)
第3サポート:129.15-20円(前日19時台安値圏など)
第4サポート:129.05-10円(1σ下限ラインなど)
第5サポート:128.95-129.00円(75時間移動平均線など)
第6サポート:128.70-75円(前日17時台安値圏など)
第7サポート:128.50-55円(レート節目など)
第8サポート:128.35-40円(前日安値圏&ピボットB1)
経済指標
08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨[12月19-20日分]
08:50 日銀主要銀行貸出動向アンケート調査
16:00 トルコ1月消費者信頼感
17:00 スイス12月マネーサプライ
20:00 パキスタン中銀、政策金利発表
23:30 パネッタECB理事、講演
24:00 ユーロ圏1月消費者信頼感[速報]
24:00 米12月景気先行指数
25:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演[ウィーン]
26:45 ラガルドECB総裁、講演