米国株休場。機関投資家の仕掛けに注意。
2022.12.26
前週は円相場が大幅高。20日に137円46銭まで下落していた円相場は日銀が長期金利の許容する変動幅の上限を引き上げたのをきっかけに130円58銭まで急伸する場面があった。
長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)の一部で変更を加えたことが大規模緩和の縮小と受け止められ、積み上がっていた円の売り持ちを解消する動きが活発となった。
本日は米国株休場。重要な経済指標もない。年末休暇に入っている機関投資家とあるが流動性が低いので突発的な動きには注意。
テクニカル面では、12月20日午前高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていた。しかし21日未明安値からの持ち直しを続けて21日深夜高値まで2円近い上昇幅。よって22日朝時点では21日未明安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとして23日午前から27日午前にかけての間への上昇と133円台前半試しを想定。
前々回ボトム 12月14日(134.498)
前回ボトム 12月19日(135.768)
経過日数 0.5日
前々回トップ 12月13日(137.974)
前回トップ 12月16日(138.180)
経過日数 2.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:134.00-05円(心理的節目など)
第7レジスタンス:133.75-80円(1σ下限ラインなど)
第6レジスタンス:133.65-70円(ピボットS2など)
第5レジスタンス:133.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:133.20-25円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:133.10-15円(前日高値圏など)
第2レジスタンス:133.00-05円(心理的節目など)
第1レジスタンス:132.90-95円(前日3時台高値圏など)
NY引け値:132.76円(+0.45円)
第1サポート:132.70-75円(前日1時台安値圏&60分足20本基準線)
第2サポート:132.50-55円(前日22時台安値圏&レート節目)
第3サポート:132.45-50円(前日16時台安値圏など)
第4サポート:132.20-25円(ピボットB1など)
第5サポート:132.15-20円(前日安値圏など)
第6サポート:132.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:131.90-95円(12/22/22時台安値圏など)
第8サポート:131.70-75円(12/22/14時台安値圏&ピボットB2)
経済指標
08:50 日11月企業向けサービス価格指数
12:15 岸田首相、鈴木財務相、経団連審議員会で挨拶
12:50 黒田日銀総裁、経団連審議員会で講演
16:00 トルコ12月景気動向指数
16:00 トルコ12月設備稼働率