米国株の動向次第だが基本ドルロング。
2022.11.22
21日のニューヨークの円相場は142円05~15銭と、同日の東京市場17時時点と比べ1円21銭の円安ドル高。一時は142円25銭近辺とおよそ2週間ぶりの円安・ドル高水準をつけた。
中国の主要都市でコロナの感染者数が増加し続けている。感染拡大の抑制に向けて行動規制が強化されていることなどを背景に、投資家がリスク回避の姿勢を強めており、相対的な安全資産とされるドルを買う動きにつながった。
本日も特に重要な指標はない。引き続き米国株に左右されそう。148円から一気に円高になった分、円安になるのも早そう。なぜなら日米金利差は不平だからだ。
テクニカル面では 21日午後時点ではトップ形成期が22日の日中から23日未明にかけての間へ延びる可能性があるとしたが、22日未明へ続伸して142円台に到達しているので上値目途を143円前後試しへ引き上げる。
前々回ボトム 11月12日(138.461)
前回ボトム 11月17日(138.871)
経過日数 1.5日
前々回トップ 11月10日(146.789)
前回トップ 11月14日(140.802)
経過日数 1.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:143.60-65円(ピボットS2など)
第7レジスタンス:143.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:143.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:142.85-90円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:142.75-80円(75日移動平均線など)
第3レジスタンス:142.45-50円(11/11高値圏など)
第2レジスタンス:142.25-30円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:142.10-15円(転換線など)
NY引け値:142.12円(+1.75円)
第1サポート:142.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:141.55-60円(60分足20本基準線など)
第3サポート:141.45-50円(90日移動平均線など)
第4サポート:141.30-35円(前日23時台安値圏など)
第5サポート:141.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:140.85-90円(200時間移動平均線など)
第7サポート:140.75-80円(ピボットB1など)
第8サポート:140.55-60円(1σ下限ライン&先行スパン下限)
経済指標
06:45 NZ10月貿易収支
16:00 英10月財政収支
16:00 南ア9月景気先行指数
16:00 トルコ11月消費者信頼感
16:00 ロウ豪中銀総裁、夕食会で講演
17:00 台湾10月失業率
18:00 ユーロ圏9月経常収支
18:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演
18:30 伊9月経常収支
19:00 ベルギー11月消費者信頼感
19:15 レーン・フィンランド中銀総裁、フィンランド議会の公聴会で講演
22:00 ハンガリー中銀、政策金利発表
22:30 加9月小売売上高
22:55 米レッドブック週間小売売上高
24:00 ユーロ圏11月消費者信頼感[速報]
24:00 米11月リッチモンド連銀製造業指数
25:00 メスター・クリーブランド連銀総裁、同連銀主催のイベントで冒頭挨拶[オンライン]
27:00 米財務省7年債入札、変動利付2年債入札
28:15 ジョージ・カンザスシティ連銀総裁、パネル討論会に参加
28:45 ブラード・セントルイス連銀総裁、講演