150円突破。フリーホールの可能性も。
2022.10.21
20日のニューヨークの円相場は1ドル=150円20銭と、同日の東京市場の17時時点と比べて24銭の円安ドル高。一時は150円29銭近辺と1990年8月以来、32年ぶりの円安ドル高水準まで進捗。
米長期金利が一時4.24%と2008年6月以来の高さに上昇し、日米の金利差拡大を受けて円売りドル買いになった。
20日発表の週間の米新規失業保険申請件数が前週から減り、市場予想も下回った。米労働市場の需給逼迫が続き、インフレが高止まりするとの見方につながった。
本日は特に重要な指標はない。しかし、FRB高官などの発言により大きく為替が動いている。昨日もFRB高官がタカ派寄りの発言をして株価は急落。金利は上昇。引き続き、金利に左右される展開になりそう。
テクニカル面では20日深夜への下落では149.50円割れには至らずに高値を更新しているので引き続きトップ形成中とみる。
為替介入がいつ入ってもおかしくないので資金管理には気をつけてほしい。
前々回ボトム 10月12日(145.428)
前回ボトム 10月18日(148.138)
経過日数 1.0日
前々回トップ 10月11日(145.856)
前回トップ 10月18日(149.091)
経過日数 1.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:151.15-20円(ピボットHBOPなど)
第6レジスタンス:151.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:150.80-85円(2σ上限ラインなど)
第4レジスタンス:150.70-75円(ピボットS2など)
第3レジスタンス:150.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:150.40-45円(ピボットS1など)
第1レジスタンス:150.25-30円(前日高値圏など)
NY引け値:150.13円(+0.24円)
第1サポート:150.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:149.90-95円(60分足20本基準線など)
第3サポート:149.65-70円(前日6時台安値圏&ピボットB1)
第4サポート:149.60-65円(10/19/23時台安値圏&60分足先行スパン)
第5サポート:149.55-60円(前日安値圏など)
第6サポート:149.45-50円(75時間移動平均線など)
第7サポート:149.35-40円(10/19/19時台安値圏&90時間移動平均線)
経済指標・イベントカレンダー[21日]
06:45 NZ9月貿易収支
08:01 英10月GFK消費者信頼感
08:30 日9月全国消費者物価指数
11:00 NZ9月クレジットカード支出
14:00 日9月全国スーパー売上高
15:00 日銀金融システムレポート[10月]
15:00 英9月小売売上高
15:00 英9月財政収支
16:00 スイス9月マネーサプライ
16:00 トルコ10月消費者信頼感17:30 香港9月消費者物価指数
18:00 ベルギー10月消費者信頼感
21:30 加8月小売売上高
22:10 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、イベントで開会の辞
23:00 ユーロ圏10月消費者信頼感[速報]