150円目前。今日中に突破する可能性は十分。
2022.10.19
18日のニューヨークのドル円は一時149円39銭近辺まで下落。これは1990年8月以来32年ぶりの円安ドル高水準。
前週発表の物価指標が米国のインフレ圧力の根強さを示す結果だったほか、18日発表の9月の米鉱工業生産も市場予想を上回り、FRBが大幅利上げを続けるとの思惑が消えないからだ。
本日の重要な経済指標は、米9月住宅着工件数。本来あまり注目される指標ではないが、インフレ率を測る指標ではあるためだ。
引き続き本日もアメリカ株と長期金利の動向次第になりそう。
また、いつ為替介入が起きてもおかしくない水準のため引き続き資金管理には細心の注意を。
テクニカル面では、18日夕刻に一時的な急落から一段高しているため、18日夕安値を直近のサイクルボトムとした新たな強気サイクル入り。18日朝高値を基準として21日早朝から25日朝にかけての間への上昇と150円台試しを想定する。
前々回ボトム 10月05日(143.524)
前回ボトム 10月12日(145.428)
経過日数 2.25日/p>
前々回トップ 10月05日(144.070)
前回トップ 10月11日(145.856)
経過日数 2.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:150.15-20円(ピボットS2など)
第5レジスタンス:150.00-05円(大台レベルなど)
第4レジスタンス:149.65-70円(2σ上限ライン&ピボットS1)
第3レジスタンス:149.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:149.35-40円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:149.25-30円(前日18時台高値圏など)
NY引け値:149.23円(+0.21円)
第1サポート:149.05-10円(60分足20本基準線など)
第2サポート:149.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:148.85-90円(前日21時台安値圏など)
第4サポート:148.75-80円(前日13時台安値圏など)
第5サポート:148.65-70円(前日10時台安値圏など)
第6サポート:148.55-60円(10/17/22時台安値圏など)
第7サポート:148.40-45円(10/17安値圏&ピボットB1)
経済指標
06:30 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、経済に関するパネルとQ&Aに参加
08:30 豪9月ウエストパック景気先行指数
10:30 中国9月新築住宅価格
10:30 安達日銀審議委員、富山県金融経済懇談会で講演
14:00 安達日銀審議委員、記者会見
14:30 森田日本証券業協会会長、記者会見
15:00 英9月消費者物価指数
15:00 英9月小売物価指数
15:00 英9月生産者物価指数
16:15 訪日外国人客数[9月]
17:00 南ア9月消費者物価指数
17:30 英8月ONS住宅価格
18:00 ユーロ圏8月建設支出
18:00 ユーロ圏9月消費者物価指数[改定値]
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
20:00 南ア8月小売売上高
21:30 加9月鉱工業製品価格
21:30 加9月原料価格指数
21:30 加9月消費者物価指数
21:30 米9月住宅着工件数
21:30 米9月建設許可件数
23:00 センテノ・ポルトガル中銀総裁、イベントで講演
23:00 カンリフ英中銀副総裁、講演
23:30 EIA週間石油在庫統計
24:00 マン英中銀委員、講演
26:00 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、Q&Aに参加
26:00 米財務省20年債入札
27:00 米地区連銀経済報告[ベージュブック]公表