雇用統計に注目。雇用統計次第で大相場の可能性も。
2022.08.05
4日のニューヨークの終値は3日ぶりに反発。前日比90銭円高ドル安の1ドル133円00銭で取引を終えた。
本日発表される7月の米雇用統計控えて様子見ムードが強いなか、調整目的の円買い・ドル売りが優勢となった。 今後のアメリカの利上げペースを判断する上で雇用統計の内容に注目。
4日は積極的な取引が見送られるなか、米長期金利が前日終値より低く推移する場面が目立った,
本日の重要な経済指標はなんといっても雇用統計。そのほか、岸田首相とペロシ米下院議長が会談、6月独鉱工業生産、7月カナダ雇用統計など。
昨日は、米金利低下からのドル売りが優勢になり円高ドル安。本日の米雇用統計前のドルロングのポジション調整がメインドライバーだと推測。
その米雇用統計は、賃金が予想対比強いかに注目。強ければドル買いだろう。ただし、株価の動向には注意。いずれにしても大きく値動きがある可能性があり要注意。
テクニカル面では、8月2日からの急伸で133円台へ切り返した。 3日時点では2日午前安値を直近のボトムとした強気サイクル入りと3日夜から5日夜にかけての間への上昇と135円試しを想定。
3日夜に134円台へ到達した後も134円を挟んで高値圏を維持。しかし、4日夜からの下落で133円を割り込んだため、3日深夜高値を直近のトップとした弱気サイクル入りと想定。
5日午前から9日午前にかけての間への下落と8月2日午前安値(130.391)試しの可能性あるかも。ただ、実現可能性は低いだろう。5日の上値抵抗は3日深夜高値(134.50)まで。
高値更新からは新たな強気サイクル入りとして8日夜から10日深夜にかけての間への上昇と136円試しを想定する。
前々回ボトム 07月29日(132.498)
前回ボトム 08月02日(130.391)
経過日数 2.75日
前々回トップ 07月28日(137.447)
前回トップ 07月29日(134.593)
経過日数 4.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第5レジスタンス:133.70-75円(1σ下限ライン&先行スパン上限)
第4レジスタンス:133.55-60円(60分足20本基準線など)
第3レジスタンス:133.35-40円(前日24時台高値圏など)
第2レジスタンス:133.15-20円(前日3時台高値圏など)
第1レジスタンス:133.00-05円(心理的節目など)
8月5日の経済指標
08:30 日6月毎月勤労統計
08:30 日6月全世帯家計調査
10:30 豪中銀四半期金融政策報告
13:30 インド中銀、政策金利発表
14:00 シンガポール6月小売売上高
14:00 日6月景気動向指数[速報値]
15:00 英7月ハリファックス住宅価格
15:00 独6月鉱工業生産
15:45 仏6月貿易収支/経常収支
15:45 仏6月鉱工業生産
15:45 仏6月製造業生産
15:45 仏4-6月期雇用者数[速報]
17:00 台湾7月消費者物価指数
17:00 台湾7月卸売物価指数
17:00 伊6月鉱工業生産
20:15 ピル英中銀理事、講演
21:30 加7月雇用統計
21:30 米7月雇用統計
23:00 加7月Ivey購買部協会指数
28:00 米6月消費者信用残高